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第5章「ひろがる想像」〜重なるイメージ〜

佐藤　愛美
「BLOOM」

油彩、アクリル　F100　2019年

絵の具を画面に乗せて折り、左右対称に近い色の配置が生まれる「デカルコマニー」の技法を用いて、偶然できたイメージから「踊る女性」を描いています。
一瞬で花が広がったような躍動感のあるタッチは、ダンスパフォーマンスで振り乱れる髪や激しく動く腕や脚を捉え、人体に秘められた爆発的なエネルギーをも表現しようとしています。