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第4章「風景」〜街・建物・内と外〜

若見 優貴
「冬」

油彩 F100 2006年

作者がいつも帰宅途中に通っていた公園の冬の景色です。光の美しさを表現するとともに、何気ない日常の記憶や土や草のにおいを表現するために地面を大きく描き、その奥には公園そしてマンションやビルなどが見えています。人々の日常生活が営まれる郊外の情景の中に、人間の生活と自然が対比的に浮かび上がっています。