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第1章「日常のなかに」〜おだやかな時間〜

真鍋 修
「頁」

日本画 S100 2007年

読んでいた本が面白いと、終わりが近づくと名残惜しくなってきます。同時にそこに人生の終わりを重ねて感傷的な気分にもなる。そんな気持ちをきっかけに描かれた作品です。背景に描かれるのはこの作品が描かれた冬の景色の断片です。女性の服の赤のほか多彩な色が散りばめられ、日本画独特の色彩の美しさが際立ちます。