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【講座の様子】おとなの月1デッサン塾(静物デッサン)7/19開講 中尾直貴先生

2020年8月26日

6月から9月、中尾直貴先生による「大人の月1デッサン塾」を開講いたします。

前回のレポート6/28「石膏像デッサン」についてはこちらをご覧ください。

デッサンの基本が学べる全4回の講座です。

※常に教室内の換気を行い、備品等の消毒をしたうえで、講座を開催しました。

本制作前の「エスキース」が大事!

全4講座の2日目、7月19日は「静物デッサン」がテーマでした。
石膏をメインとした静物です。

授業開始です。
まず中尾先生から静物デッサンの進め方の説明です。

生徒の皆さんはくじ引きで座席に座っていただきました。

本制作に入る前のエスキースのデモンストレーションです。
構図を決めるアイディアを検討するために全体スケッチする方法を解説しています。

描き出してから30秒後。
スピーディーに木炭を動かしていきます。
本日は木炭デッサンなので、エスキースも木炭を使っているようです。

中尾先生「メインモチーフの石膏像を中心に陰影の配置を記録していきます」。
ここまで約2分。早いです。


中尾先生のエスキースに見入る受講生の皆さん。

デモンストレーションは、エスキースをいかに作って行くかを中心にしたとても丁寧な解説でした。
この後、受講生の皆さんは個々にエスキースの検討をした後、本制作のデッサンに取り掛かります。

エスキースの段階から、木炭の特色を生かして陰影を大きく捉え、対象を把握するなどの、本制作の前に対象を丁寧に観察することが重要であるということを学びました。

今日の講座では前回に引き続き、木炭の使用法も併せて指導する充実した内容でした。
次回はいよいよ人体デッサンです!

2020年後期単発講座でも、「おとなの月1」を開講します!
ぜひご受講ください。
おとなの月1 デッサン塾 (全4日間)【先着順】
日程:12月13日 1月24日 2月21日 3月14日
講師:中尾直貴
2020年後期単発講座詳細ページ