上野の森美術館

アートスクール

2025年後期単発講座

開講期間:2025/10 ~ 2026/3
時間:10:30~16:00 / 土曜夜17:30~20:30
   ※時間が異なる講座もあります。詳しくはカリキュラムをご覧ください。

★印=初めての方優先講座:当スクールの講座を初めて受講される方が優先で受講できる講座です。初心者の方にもおすすめの講座です。

※諸事情により、講座⑥の日程の一部に変更がございます。2月3日→2月10日変更

受講料のお支払い方法についてはこちらをご確認ください→受講料のお支払いに関するお知らせ
お申込みいただく前にこちらをご確認ください。→受講規定
受講規定内にある各注意事項を厳守の上、ご受講ください。

⑤ おとなの月1人物クロッキー塾(全6日間・土曜日)【夜間】【友の会限定】
日程:10月18日 11月15日 12月13日 1月10日 2月7日 3月7日  時間:17:30~20:30 講師:村山 之都 定員:19名 受講確定日:9月23日(火)
受講料 36,900円(モデル代込) 透明水彩 パステル 鉛筆 木炭 コンテ 男性セミヌード 女性セミヌード
基本的な人体のとらえ方と描写を演習する全6回のクロッキー塾です。前回に引き続き国内外で活躍されているアーティスト、舞踏家の工藤丈輝さん、コンテンポラリーダンスカンパニーCo.山田うん の飯森沙百合さん、前衛舞踏デュオ86B210の鈴木富美恵さんをモデルに、男性・女性それぞれの骨格と筋肉の描き方を存分に演習します。講座では毎回着目ポイントを設け、それぞれについて講師が解説をしながら進めていきます。さらに今回は新たにムービング・クロッキーも行います。基本的な部分をしっかりと鍛えながら、創造(想像)力を刺激して絵画制作につながるクロッキー講座を目指しています。積極的にご参加ください。
※定員に空きがある場合、途中からでもご受講いただけます。
※モデルはやむを得ない事情で変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※友の会限定講座です。非会員の方は友の会にご入会いただきます。


◆10月18日(土)第1回 正中線の動きを見る(男性セミヌード)
人体把握の中でも核になる要素が、正中線の動きです。顔・上体・腹部・腰の動きを、人体の中心線の流れを追いながら観察します。

◆11月15日(土)第2回 トルソと手足の位置関係(男性セミヌード)
人体の中心部分であるトルソと、手足の位置関係に注目しながら動きを追いかけます。「単純化した構造を念頭にアウトラインのリズムを見る」という二つの視点を同時に試みます。

◆12月13日(土)第3回 実践―アウトラインのシルエット的解釈―(女性セミヌード)
画材は自由ですが、講師は水彩の平筆でデモンストレーションを行います。興味がある方はご持参ください。

◆1月10日(土)第4回 実践―自由画材―(女性セミヌード)
前回までの内容を踏まえた実践クロッキー回です。10分、5分を織り交ぜます。

◆2月7日(土)第5回 実践―自由画材―(女性セミヌード)
前回までの内容を踏まえた実践クロッキー回です。5分、3分を織り交ぜます。

◆3月7日(土)第6回 ムーブ&ストップ(女性セミヌード)
ムービング→動きを止めて3分ポーズ→ムービング、を繰り返します。

《 持ち物 》
※第1~6回共通
鉛筆(6B~10B程度)、カッター、クロッキー帳(B3サイズまたは10号以上推奨)※鉛筆クロッキーを想定していますが、コンテ・木炭・水彩などの画材も使用可。

⑨ 抽象のツボ3:「テンション」 緊張と不安
日程:12月13日(土)  時間:10:30~16:00 講師:藤田 邦統 定員:20名 受講確定日:11月11日(火)
受講料 6,600円 アクリル モチーフ:静物
抽象絵画は、突然出現したわけではありません。古典の名画を見れば分かるように、作品に対する作者の感覚の置き換えは、身体表現として作品のディティールに存分に表れています。つまり抽象表現ということです。抽象表現を含む現代絵画は、まさに古典と抽象・写実と感覚のハイブリットで構成されています。そこで、現代絵画の始まり、キュビズムから今に至る造形システムのポイントを押さえて、絵画に効く造形のツボを刺激してみます。
※「抽象のツボ」は前期3回、後期3回のシリーズですが、1講座からご受講可能です。

◆ 抽象のツボ3:「テンション」緊張と不安
画面の対角線、画面枠に生じる力、4つの隅、4つの辺にはどのような力があるのか?画面の中と外の関係、同時にアンバランスと均衡状態についても考えてみます。造形言語のキーワードは「テンション」です。

《 持ち物 》
アクリル絵具画材一式、定規、ニードル、竹串、刷毛、ヘラ、ナイフ、マスキングテープ、ウエス、スポンジ、ジェッソ白、ジェルメディウム、木炭 ※白ボールボードの販売あり(1枚150円)

⑰ ゴッホ ―消えることのない炎―【夜間】
日程:2月21日(土)  時間:17:30~20:30 講師:今井 陽子 定員:20名 受講確定日:1月20日
受講料 5,000円(※画材代200円込) 座学 ワークショップ
フィンセント・ファン・ゴッホは、日本に憧れを持っていたエピソードも知られ、私たちにとっては親しみ深い画家かと思います。初期の暗い色調から晩年の強烈な色彩まで何回も作風を変えながら、短い制作年数の中で約2000点の作品を残しました。その情熱と集中力は、尋常ならざるものがあります。その精神的な背景や、印象派や日本美術の影響、生涯支えとなった弟テオとの書簡などからゴッホとは何者なのか、如何にして今でも多くの人の心に響く画家になったのかを探っていきます。ゴッホにならって、短い線のくり返しで描くワークをします。

《 持ち物 》
思い出のある場所の写真(あれば)、オイルパステルなど線描に向いた画材。ラインマーカーを使ってみたい方はご用意ください。 ※画用紙2枚を配布します。スクールでもパステルなどを用意します。追加の画用紙の販売(1枚50円)があります。

⑱ 公募展・展覧会出品にむけたブラッシュアップ講座
日程:1月10日(土) 時間:10:30~16:00 講師:出射 茂 定員:15~18名 受講確定日:12月9日(火)
受講料 6,600円 画材自由
公募展、コンクール、展覧会などへの出品に向けたブラッシュアップ講座です。これまでに描き進めてきた作品を完成にむけて実技実践していきます。受賞、入選をめざす方へ、あなたの絵の魅力を増大できるようにアドバイスいたします。
【以下内容をご了承の上お申込みください】
作品は1点のみで、額縁をつけていないものに限ります。運送・返送はご自身でご手配ください(30号超は宅配便不可)。ご希望の方に運送業者をご紹介いたします。

※友の会限定・抽選講座となっております。非会員の方は友の会にご入会いただきます。
※お申し込みの際は、持参する作品のキャンバス、パネルサイズを通信欄にご明記ください。

《 持ち物 》
10~100号の作品1点、油彩・日本画・水彩・透明水彩・不透明水彩(ガッシュ)・アクリル・アクリルガッシュなど作品に使用している画材一式、取り組む作品に必要な資料など。

⑲クロッキーとっくん part2【友の会限定】
日程:2月1日(日)  時間:10:30~16:00 講師:古山 浩一 定員:18名 受講確定日:1月6日(火)
受講料 8,600円(モデル代込) 鉛筆 女性ヌード
絵画は面と線と色彩で成り立っています。線を勉強する・鍛えるにはクロッキーが一番です。本講座では裸婦5分ポーズ32回2分ポーズ10回でクロッキーを42枚描きます。確実に線が変わります。始めに10Bの鉛筆の使い方をレクチャーします。慣れた画材が良い方はそれらの画材をお持ちください。ポーズは短時間ですが着彩をご希望の方は着彩道具をお持ちください。
★ 10月12日(日)にも「クロッキーとっくん」を開催いたします。
※友の会限定講座です。非会員の方は友の会にご入会いただきます。

《 持ち物 》
鉛筆(10Bを5本)、クロッキー帳6号以上、画用紙(B3サイズ1枚25円 販売あり)

⑳ 絵画研究入門講座 ―画家の目―(全2日間)【友の会限定】
日程:1月24日(土) 2月7日(土)  時間:10:30~16:00 講師:川合 朋郎 定員:18名 受講確定日:12月23日(火)
受講料 13,200円 モチーフ:静物 コラージュ
絵画制作における基礎であり根幹となる「ものを見る目」「画面を見る目」を鍛え、培うことを目的とした講座シリーズです。観察力とは、物事の状況を注意深く見る力、“気づく”ことです。すなわち、この観察眼が絵画を制作する上で重要であることを自覚することが第一歩となります。人は自分の認識フィルターを通してしか世界をみることができません。自分が認識した事物が自分の世界となり、その世界の中で考え、判断し、行動します。観察眼を養うことはあなたの世界を広げることとなります。
※友の会限定講座です。非会員の方は友の会にご入会いただきます。


◆1月24日(土) パピエ・コレ ~空間をとらえる~
モチーフを前にして、筆や絵具といった画材で当たり前のように行っている描く行為を、パピエ・コレ技法で行います。簡単に言うと、絵具の代わりに紙をつかってデッサン! です。初回は大きい形からとらえて空間を把握していきましょう。ちぎって貼って、すべて手作業で行います。モチーフの形、色、質感や位置関係を理解するこが重要です。絵画制作の仕事をひとつひとつ改めて認識することができます。
※事前に好きな色、濃い、薄い、鈍い、鮮やか、など色の幅を豊富に集めておいてください。柄があるものも可。切って貼るための紙を集めることからこの講座はスタートします。

◆2月7日(土) 画面との対話 ~手段としてのパピエ・コレ~
モチーフとの対話、画面との対話に重点をおいていきます。ここでもその手段としてパピエ・コレを用います。不慣れなものを使う不自由さの中に、見ることと行うことの難しさを再確認します。モデルだけでなく、画面をよく見ることで次の仕事を認識する→行う→確認することを繰り返し行います。リアリティを追求していきましょう。新しい発見や感覚を得るきっかけとなり、習慣や惰性から脱却する講座です。

《 持ち物 》
1/24、2/7共通
絵の具は一切使いません。和洋問わず多種多様な紙素材(切って貼れるもの、布等も可)をたくさんご持参ください(包装紙、雑誌切り抜き、販売されている色紙等)。接着剤(木工用ボンド、アクリルメディウムなど)、ペインティングナイフ(接着剤塗布用)、筆記用具※黄ボールボードの販売あり(1枚150円)。

㉑ 現代画家から学ぶ抽象表現(全2日間)
日程:2月8日(日) 2月22日(日)  時間:10:30~16:00 講師:坂口 竜太 定員:18名 受講確定日:1月6日(火)
受講料 13,200円 油彩 アクリル モチーフ:写真
絵を見た時に「この絵はどうやって描かれたんだろう」と気になったことはありませんか? 基本、画家はその描き方や手法についてあまり話しません。しかし、例えば古典技法の描き方が現在かなりわかってきたことや、印象派の絵の描き方が筆触分割であるという事が解き明かされている様に、研究することでわかることもあります。本講座は様々な画家の描き方、手法を研究実践してきた講師が主に現代に活躍する画家に焦点をあて、その作品がどの様に描かれているかを解説し皆さんの制作に積極的に取り入れていく講座です(模写ではありません)。言ってみれば古典絵画技法講座の現代絵画版です。ただし、技法演習が主ではなく、あくまで普段の絵画制作に生かしていく実践講座です。受講することで画家の描き方、手法が学べ、 絵画表現の新しい扉を開くことになるかもしれません。今回は、ママ・アンダーソンという画家を参考にして制作します。
※カリン・ママ・アンダーソン Karin Mamma Andersson
1962年スウェーデン・ルレオ生まれ。スウェーデン王立芸術大学で学び、現在はストックホルムを拠点に活動中。


◆2月8日(日) 構図の妙―ママ・アンダーソンの視点― Ⅰ
下絵の上手ないかし方
ママ・アンダーソンは、荒涼とした風景や室内の絵を夢の中にいるような情景として描く画家です。コラージュに似た独特の手法を学び自身の制作に取り入れ、考えつかなかったような構図を創り出せることを目標とします。1日目は紙にアクリルなどをつかって絵を作りながら、同時にキャンバスに描く本画も進めていきます。本画にいかす下絵のつくり方も学べます。
《持ち物》
アクリルまたはアクリルガッシュ道具一式。キャンバス(F10〜20号)、ウエス、八つ切り画用紙または、6号程度のスケッチブック、クロッキー帳、マスキングテープ(15㎜、50㎜、1本ずつ)、カッター ※キャンバスに本画は、油彩でおこなうことも可能です。その場合は、アクリル道具も一緒に持参して下さい。写真資料、描きたいと思う写真を白黒コピーして持参。部屋の写真、インテリア雑誌、風景の写真等持参。

◆2月22日(日) 構図の妙―ママ・アンダーソンの視点― Ⅱ
本画の完成へ
ママ・アンダーソンの制作手法から、前回進めた“本画”の続きを制作します。前回描いた下絵は、単に図柄・イメージの参考にとどまらず、まるでシュルレアリスト自動手記のような効果を本画に与えます。それは先述の通り、普段思いつかなかったような構図を創り出してくれます。全ての名画は構図が良い。ママ・アンダーソンの制作手法から素晴らしい構図の作り方を学びます。
《持ち物》
前回の下絵・本画を持参。油彩・アクリルまたはアクリルガッシュのうち好きな道具一式。マスキングテープ(15㎜、50㎜、1本ずつ)、カッター、ウエス、前回と同じ写真資料

㉒ 水彩クロッキー【友の会限定】
日程:2月15日(日)  時間:10:30~16:00 講師:真鍋 修 定員:18名 受講確定日:1月20日(火)
受講料 8,600円(モデル代込) 水彩 アクリル パステル 鉛筆 木炭 コンテ 女性着衣
水彩絵の具と筆、刷毛を主に使ってクロッキーをします。あくまでメインは水彩ですが、量感や印象を大きく水彩でとらえた後に、補足的に鉛筆、色鉛筆、パステルなどを加えて、様々な経済効果を試していく予定です。普段アウトラインから物の形を追うことが多いと思いますが、今回は面的に物をとらえる練習になればと考えています。
※友の会限定講座です。非会員の方は友の会に入会いただきます。

《 持ち物 》
線描ができる画材(鉛筆、コンテ、木炭など)、色面塗りができる画材(水彩、アクリル、パステルなど)、練り消しゴム、雑巾、B3クロッキー帳またはスクール販売の四切画用紙(1枚25円)12枚程度

㉓ デッサンの始め方2 ―スーラから学ぶ空間―
日程:2月21日(土)  時間:10:30~16:00 講師:今井 陽子 定員:18名 受講確定日:1月20日(火)
受講料 6,600円 色鉛筆 鉛筆 モチーフ:静物
デッサンは、空間をとらえて絵の骨組みを造るための入口です。そのためにはまず大づかみに全体を観る必要がありますが、描き始めるとつい細部だけを観てしまいがちです。「デッサンの始め方1」ではリンゴを1個描いてみましたが、今回はリンゴとほかのモチーフを組み合わせて台の奥行きなども含めた画面全体に手を入れていきます。スーラのデッサンを参考に、空間を感じるところから始まるデッサン、そして画面全体を見渡す大きな視野を持つ感覚を体験していただきたいと思います。

《 持ち物 》
鉛筆(4B,6B)、練り消しゴム、カッターナイフ、画用紙(B3)、スケッチブック(8号程度)、油性色鉛筆の赤・黄・青(サクラクーピーペンシルのバラ売りがおすすめです)、りんご1個

㉔ 1日集中木炭デッサン ―ボリュームをつかむ― ★ 初めての方優先講座
日程:3月1日(日)  時間:10:30~16:00 講師:伊東 茂広 定員:18名 受講確定日:2月3日(火)
受講料 6,600円 木炭 モチーフ:静物・石膏
数個の幾何形態(石膏)と数個の静物を使って木炭デッサンをしていきます。構図の取り方や木炭の特徴や使い方、立体の表現方法、色の持つ明度のとらえ方など木炭デッサンの基本を制作を通して学んでいきます。西洋絵画の基本中の基本の実習を通してこれからの絵画制作のステップアップの手助けになる講座です。

《 持ち物 》
木炭(伊研№360など)、練り消しゴム、芯抜き、ガーゼ、はけ、木炭紙(2, 3枚)、フィキサチーフ、目玉クリップ

㉕ 内田あぐり+工藤丈輝 ムーヴィング・ドローイング【友の会限定】
日程:3月3日(火)  時間:10:30~16:00 講師:内田あぐり 定員:18名 受講確定日:2月3日(火)
受講料 8,600円(モデル代込) 鉛筆 男性ヌード 着彩画材自由
動いているモデルを描くためには、静止しているポーズとは別の観察力・集中力が必要です。国内外で活躍中の舞踏家の工藤丈輝さんをモデルに迎え、舞踏家の生き生きとした身体の表現を自由に描くことにチャレンジします。内田先生は実際にモデルを前にして多くのドローイングを行うことで、作品のイメージを生み出しています。先生と一緒に実践してみましょう。
※友の会限定講座です。非会員の方は友の会にご入会いただきます。

《午前》
10:30 ~ 上野の森アートスクールアトリエ 集合(※時間厳守)、講師による説明とデモンストレーション

《午後》
12:30〜15:30 ムービング・ドローイング
15:30~ 講評会

《 持ち物 》
筆記用具、クロッキー帳またはスケッチブック、ドローイングの画材は自由(木炭、鉛筆、ペン、水彩、墨、新鳥の子紙など) 机や椅子を使わずに床で描きますのでシートや新聞紙などをご持参ください。

㉖ 日本画講座 ―水墨で富士を描く―
日程:3月7日(土) 10:30~16:00 講師:浦上 義昭 定員:18名 受講確定日:2月3日(火)
受講料 7,600円(※画材代1,000円込) 日本画
水墨画の特徴であり見所の技術「たらし込み」・「かすれ」・「ぼかし」等のテクニックを直接眼の前で指導します。富士のお手本を数種類用意しますので、初めての方でも安心して参加でき、ステキな絵ができるでしょう。※色紙・墨汁をスクールで用意します。

《 持ち物 》
絵皿数枚、又はパレット、布、水入れ、筆 ※ご希望の方には筆の販売もあります。

㉗ 透明水彩テクニック ―混色・淡さが魅力の三色―
日程:3月8日(日)  時間:10:30~16:00 講師:村山 之都 定員:18名 受講確定日:2月3日(火)
受講料 6,600円 透明水彩 モチーフ:風景写真
混色することでほとんどの色をつくることができる赤・青・黄の三原色。その中でも、特に魅力的な色の組み合わせ(オペラ、セルリアンブルー、レモンイエロー)を紹介します。この三色は明るいグレーを生み出し、軽快で心地良い淡い画面作りを得意とします。さらに、偶然現れる分離現象が思わぬニュアンスを添える面白い側面も持っています。モチーフは日常的な風景を用います。絵具の選択によって作品の印象が変わる感覚を是非体験してください。

《 持ち物 》
透明水彩道具一式、鉛筆(H∼HB程度)、練り消しゴム、ティッシュペーパー、ウォーターフォードやアルシュなどのコットンスケッチブック(ブロックタイプF4号程度)、モチーフの風景写真はスクールで用意しますが、描きたい題材がありましたらご持参ください。※三色の絵具は使用分をスクールで配布します。

【受付終了】① おとなの月1デッサン塾(全4日間・日曜日)【先着順】
日程:10月5日 11月9日 12月7日 1月11日  時間:10:30~16:00 講師:中尾 直貴 定員:17名 受講確定日:9月9日(火)
受講料 28,400円(モデル代込) 鉛筆 木炭 女性ヌード
思いのままに、自由に絵を描きたいと思っていてもなかなかうまくいくものではありません。対象を写実的に描きたい、あるいは自分の感情など抽象的なものを表現したいなど、想いの実現のためにはいずれも「デッサン力」が必要になります。デッサン力とは、物をただ正確に描けるということだけではなく、モチーフの本質をとらえる眼差しと、それを説得力をもって立ち表すための画面上でのバランス感覚のことです。これを磨くためには高い意識をもってデッサンを継続することが重要です。これから絵を始めてみようという方から、長年続けているけれどもっと制作を深めていきたいという方まで、自由に表現するための土台を築くために今一度、「デッサン」をしてみましょう。
※友の会会員・非会員にかかわらず先着順
当スクールYouTubeチャンネル【公式】にて「木炭の使い方削り方」等公開しています。

◆10月5日(日)第1回 石膏像デッサン
石膏像は古くからデッサンのモチーフとして親しまれています。身体の写実性と理想美を兼ね備えて表現された像をデッサンすることで、多くの学びが得られます。初日はデッサンについての講義、木炭デッサンの実演を行います。デッサンとは何かを考え、実践します。
《持ち物》
木炭(伊研 No.360 ヤナギ 丸軸をおすすめ)、木炭紙4枚(スクールにて販売)、練り消しゴム、ガーゼ(無ければ布でも可)、クロッキー帳、フィキサチーフ
※個人によって目的があればこれ以外でも可。初回に道具についての説明もします。

◆11月9日(日)第2回 人体デッサン
初回の石膏デッサンをふまえて、目の前にある生きた身体の有機的な曲線とボリューム、内なる躍動をとらえ、描いては消して見つめ直し、再び描き起こすといったモチーフとの豊かな対話を体験してほしいと思います。冒頭に講師による実演を行います。
《持ち物》
木炭(伊研 No.360 ヤナギ 丸軸をおすすめ)、木炭紙4枚、練り消しゴム、クロッキー帳、鉛筆の場合は2H~4B、木炭紙大の画用紙、ガーゼ(無ければ布でも可)、フィキサチーフ

◆12月7日(日)第3回 静物デッサン
モチーフそれぞれのもつ色や形、大きさを画面のなかで探っていく過程で構図、関係性、空間を学びます。鉛筆や木炭等の素朴な画材で異なる質のものを描き分けるためには使い方に工夫が必要ですが、そうすることで水彩や油彩等の強い特性を持つ画材を使いこなす感性も磨かれます。はじめに実演を行います。
《持ち物》
木炭(伊研 No.360 ヤナギ 丸軸をおすすめ)、木炭紙4枚、練り消しゴム、クロッキー帳、鉛筆の場合は2H~4B、木炭紙大の画用紙、ガーゼ(無ければ布でも可)、フィキサチーフ

◆1月11日(日)第4回 細密デッサン
一人一つ好きなモチーフを用意し、近くで観察し細密にデッサンします。これは「細密画」が目的ではありません。モチーフの質感、重さ、匂いまで確かめてもらい細かなところまで描写しようとすることで、深くまで対象を捉える画家の眼を養います。
《持ち物》
鉛筆、木炭、ペン等・画材に合わせた支持体。事前に説明します。

【受付終了】② おとなの月1油彩入門(全4日間・日曜日)【先着順】
日程:10月19日 11月16日 12月14日 1月25日  時間:10:30~16:00 講師:大見 伸 定員:18名 受講確定日:9月23日(火)
受講料 30,550円(モデル代・モチーフ代150円込) 油彩 女性ヌード・着衣
油絵の攻略法(基礎技術編②):油彩画制作に必要な基礎技術を体系的に学べる講座です。油絵具、各種画用オイル、筆、刷毛、ペインティングナイフ等の正しい使い方を講師の実演を交えながら丁寧に指導します。経験者の方には個別にスキルアップを図れるようサポートします。
※友の会会員・非会員にかかわらず先着順

◆10月19日(日)第1回 静物画の攻略法 (基礎技術編②)
油絵具、オイル、画用具についてのレクチャー後、実践的なエスキース作りを学びます。エスキースから制作の方向性を探り、迷いの無いスムーズな制作につなげていきます。※下塗りの効果についてのレクチャー有り。
《持ち物》
油彩用具一式、キャンバス(F6〜10号)、クロッキー帳またはエスキース帳(F6程度)、木炭、鉛筆(B〜3B程度)、ウエス(綿)、練り消しゴム

◆11月16日(日)第2回 風景画の攻略法 (基礎技術編②)
自作のスケッチや自身が撮った風景写真から題材を選びそのままの構図ではなく、より魅力的な作品にするための画面構成の仕方を学びます。エスキース(下絵)作りを通して制作の方向性を探り、迷わない制作につなげていきます。
《持ち物》
油彩用具一式、キャンバス(F6〜10号)、クロッキー帳または、エスキース帳(F6程度)、木炭、鉛筆(B〜3B程度)、ウエス(綿)、色鉛筆、パステル、水彩などの着彩用具、練り消しゴム、自作のスケッチや自身が撮った風景写真数点

◆12月14日(日)第3回 人物画(女性ヌード)の攻略法 (基礎技術編②)
魅力的で印象的な作品にするためには構図が重要なポイントになります。また、作者独自の視点や着眼点も作品の特徴となり、大きな魅力となります。参考作品を通して制作のヒントを探ってみましょう。
《持ち物》
油彩用具一式、キャンバス(F6〜10号)、クロッキー帳または、エスキース帳(F6程度)、木炭、鉛筆(B〜3B程度)、ウエス(綿)、色鉛筆、パステル、水彩などの着彩用具、練り消しゴム

◆1月25日(日)第4回 人物画(女性着衣)の攻略法 (基礎技術編②)
前回のヌード課題と違う色の下塗りでの色彩効果の体験と、油絵具の持つ性質と特質をレクチャーを交えて学んで行きます。改めて油絵(油絵具)の魅力について知る機会になることと思います。
《持ち物》
油彩用具一式、キャンバス(F6〜10号)、クロッキー帳または、エスキース帳(F6程度)、木炭、鉛筆(B〜3B程度)、ウエス(綿)、色鉛筆、パステル、水彩などの着彩用具、練り消しゴム

【受付終了】③ おとなの月1日本画入門(全4日間・日曜日)【先着順】
日程:10月26日 11月23日 12月21日 1月18日  時間:10:30~16:00 講師:平野 健太郎 定員:18名 受講確定日:9月23日(火)
受講料 26,500円(画材代100円込) 日本画 モチーフ:写真・スケッチ
塗ってはがしてマチエール ―日本画技法―:絵を描く時に、色を塗って重ねて描写して…と絵具を積み重ねることばかり考えがち。でももし塗った絵具をはがすことで面白い表情や質感(マチエール)ができるとしたら…。水溶性である日本画では簡単に絵具をはがすことができます。その性質を利用することで、塗るだけでは得られなかった表現や、偶然できる模様を楽しんでみたいと思います。講座では、いくつかの方法を紹介します。背景に使ったり、主役のモチーフに使ったり、アイディア次第で今まで描いたことのない1枚が仕上がるかもしれません。
※友の会会員・非会員にかかわらず先着順

◆10月26日(日)第1回 下図作り
いくつかの技法とサンプルの紹介をします。持参したモチーフを元に下図の制作をします。最後に日本画画材の説明と制作手順の説明をします。
《持ち物》
お好きなモチーフ(果物や花、写真やスケッチ等何でも良い)、デッサン用具(鉛筆HB~2B程度、練り消しゴム)、スケッチブック、またはクロッキー帳(下絵でも本画と同サイズが望ましい)

◆11月23日(日)第2回 下塗り~マチエール作り
実際に絵具をはがすデモンストレーションをします。その後下地塗りから始めて色を重ね、絵具をはがす為の下準備をします。色の重ねができた方は実際に絵具をはがす作業をしてみましょう。最後に下図のトレース方法など3日目以降の制作手順の説明をします。
《持ち物》
【前回講座で説明あり】日本画道具一式(岩絵具、水干絵具、筆、刷毛、絵皿、水差し、ドーサ液、墨、雑巾など)、パネル張りの雲肌麻紙(F6~10号程度)麻紙ボードでも可、前回描いた下図とそのコピー、マスキングテープ、赤いボールペン、チャコペーパー ※膠の配布があります。

◆12月21日(日)第3回 本制作
下図をトレースして本制作に入ります。前回作ったマチエールをいかしながら日本画を描くアドバイスをいたします。基本的な描き方のレクチャーも交えながら、制作を進めていきます。
《持ち物》
日本画道具一式、制作中の絵

◆1月18日(日)第4回 本制作~仕上げ、講評
完成に向けて制作をします。全体のバランスを見たり、描き込みをしたり、描きたかったものが表現されるように仕上げていきます。新しい技術が加わり以前とは違う作品が仕上がったら成功としたいと思います。今後の制作のヒントが得られるよう最後に講評をします。
《持ち物》
日本画道具一式、制作中の絵

◆ 準備していただく日本画画材に関しては、喜屋(TEL. 03-3831-8688)、世界堂本店(TEL.03-5379-1111)等の画材店にてご購入・お問い合わせください。

【受付終了】④ おとなの月1風景画入門(全4日間・火曜日) 【先着順】
日程:11月25日 12月23日 1月20日 2月17日 時間:10:30~16:00 講師:遊馬 賢一 定員:18名 受講確定日:10月28日(火)
受講料 26,400円 画材自由 モチーフ:風景写真・スケッチ
風景をテーマにした4回の講座です。同じ風景を見ても、受ける印象や表現は様々です。どのように風景をとらえ、構図を決定し、表現に結びつけると良いか?個々に合わせて、そのステップアップを目指します。今回は風景画の構造を学び、いかし、作品にしていきます。資料となる写真をご持参ください。画材は自由です。中級者の方はもちろん初心者の方にもお勧めの講座です。初めての方は1~4回を通して1つの作品を完成させてもかまいません。
※友の会会員・非会員にかかわらず先着順

◆11月25日(火)第1回 風景の基礎 ① ―構図の考え方と決め方―
2日間かけて、風景画の基礎を学びましょう。初回は構図について。写真を見てそのまま描くのではなく、トリミングを考えます。キャンバスやスケッチブックの大きさに合わせた割合の切り取りを考えます。ポイントを絞りどういかすかで構図が決まります。思いがけない構図を考えたり、イメージを広げることもできます。

◆12月23日(火)第2回 風景の基礎 ② ―骨格と省略―
写真はいろいろな情報が詰まっています。よく見て描くほど説明的で硬い表現になりがちです。まず骨格を考え、大切なものと省略すべきものを見極めることで簡明な画面になります。前回構図を決めた絵を、骨格と省略を意識して描き進めていきます。

◆1月20日(火)第3回 風景の抽象化へ ―省略の発展―
今回は、前回の〈見極め〉をさらに進めた抽象化の考え方を、新たなキャンバスで学びます。説明を省き形の組み合わせとバランスを考えて構図を決め自由な色彩で描いてみましょう。
ポイントになる物も、□や△や〇のような形の組み合わせとして考えます。山口薫や木村忠太、ベン・ニコルソンなどの画家を参考に解説します。

◆2月17日(火・祝)第4回 自由制作 ―自分の表現を探す―
自由制作で「日本の自然を描く展」への出品につなげてみましょう。自分で選んだモチーフ(写真)から今まで学んだことをいかした作品にします。「日本の自然を描く展」(公募展)での評価はひとつの励みや指針になります。どういう絵を描きたいのか、それは自分の生き方と向き合うことでもあります。一緒に自分らしい表現を探していきましょう。

《 持ち物 》
※第1~4回共通
普段お使いの着彩道具一式、画材に合った支持体(F6~10号程度)、30cm定規、描きたい風景写真をA4サイズにプリントしてお持ちください。

【受付終了】⑥ おとなの月1特別講座 ボザールbeaux-arts ―遠藤彰子ゼミ (全5日間・火曜日)【友の会限定】【抽選】
日程:10月28日 11月11日 12月9日 1月6日 2月10日  時間:11:00~16:00 講師:遠藤 彰子 定員:16~18名 受講確定日:9月23日(火)
受講料 33,000円 画材自由
※諸事情により、日程の一部に変更がございます。2月3日→2月10日変更
当館主催の公募展「日本の自然を描く展」「上野の森美術館大賞展」をはじめ、団体公募展やコンクールへの出品を目指す絵画制作者のための、ステップアップ講座です。様々な絵画コンクール審査員を務め、第一線で活躍中の画家・遠藤彰子先生と時間と空間を共有しつつ、「自分の表現」を探求しましょう。
【以下内容をご了承の上お申込みください】
作品は1点のみで、額縁をつけていないものに限ります。運送・返送はご自身でご手配ください(30号超は宅配便不可)。ご希望の方に運送業者をご紹介いたします。

※友の会限定・抽選講座となっております。非会員の方は友の会にご入会いただきます。
※お申し込みの際は、持参する画材と作品サイズを通信欄にご明記ください。

◆10月28日(火)第1回 遠藤彰子の「絵画のつくり方」
遠藤彰子先生の初期作品から現在に至るまでの歩みをたどりながら、遠藤流「絵画のつくり方」について語っていただきます。身近なものへの関心を出発点に、独自の絵画世界を築いていくまでの変遷をエピソードを交えて紹介。また、実際の制作過程を記録した動画も上映し、下描きから完成に至るまでのプロセスをご覧いただきます。ご本人による解説付きで、具体的な作業の進行がわかる貴重な機会です。後半には質疑応答と、次回からの個別制作に向けて、アイディアの検討を先生との対話の中で行っていく予定です。作家・遠藤彰子のエネルギーの根源を感じ取っていただける一日です。
《第1回 持ち物 》
筆記用具、制作予定の作品のアイディアメモ・エスキース等

◆11月11日(火)第2回 実技─「制作の現場で」① / 遠藤先生による直接指導
◆12月9日 (火)第3回 実技─「制作の現場で」② / 遠藤先生による直接指導
◆1月6日 (火)第4回 実技─「制作の現場で」③ / 遠藤先生による直接指導
30号~50号サイズの個別制作を、4回にわたって指導します。制作途中の作品を完成に向けて進めていただいてもOKです。構想段階から具体的な進め方、それぞれの表現を追求していくためのアドバイスを個々に行います。遠藤先生の作家経験から見えてくるものを現場で助言し、対話の中から方向性を検討、制作に反映させていきます。「つくること・描くこと」の本質を作家と直接触れ合うことで感じ取る場です。この機会を大いに活用し、制作に生かしていただければと思います。

◆2月10日(火)第5回 実技─「制作の現場で」④ / 全体講評
最終日は前半を制作、後半は全体講評会を行います。

《 持ち物 》
第2∼5回 共通
ご自身で使用する画材一式、画材に合った支持体、(完成に向けて加筆する場合は)制作途中の作品
※申込フォームに持ち込むキャンバス・パネルのサイズをご記入ください

【終了】⑦ 抽象のツボ1:「中心の力」消失点と中心点・上下、左右
日程:10月4日(土)  時間:10:30~16:00 講師:藤田 邦統 定員:20名 受講確定日:9月9日(火)
受講料 6,600円 アクリル 鉛筆 モチーフ:静物
抽象絵画は、突然出現したわけではありません。古典の名画を見れば分かるように、作品に対する作者の感覚の置き換えは、身体表現として作品のディティールに存分に表れています。つまり抽象表現ということです。抽象表現を含む現代絵画は、まさに古典と抽象・写実と感覚のハイブリットで構成されています。そこで、現代絵画の始まり、キュビズムから今に至る造形システムのポイントを押さえて、絵画に効く造形のツボを刺激してみます。
※「抽象のツボ」は前期3回、後期3回のシリーズですが、1講座からご受講可能です。

◆抽象のツボ1:「中心の力」消失点と中心点・上下、左右
画面のどこに何を配置するのか?という感覚は何も描かれていない画面の中心点とその上下左右を決めることからはじまります。それとは別に消失点の設定についても考えてみます。造形言語の最初のキーワードは「中心」です。

《 持ち物 》
アクリル絵具画材一式、定規、ニードル、竹串、刷毛、ヘラ、ナイフ、マスキングテープ、ウエス、スポンジ、ジェッソ白、ジェルメディウム、木炭 ※白ボールボードの販売あり(1枚150円)

【終了】⑧ 抽象のツボ2:「点と線」 動かない点・直線・曲線・螺旋
日程:11月15日(土)  時間:10:30~16:00 講師:藤田 邦統 定員:20名 受講確定日:10月14日(火)
受講料 6,600円 アクリル 鉛筆 木炭 モチーフ:静物
抽象絵画は、突然出現したわけではありません。古典の名画を見れば分かるように、作品に対する作者の感覚の置き換えは、身体表現として作品のディティールに存分に表れています。つまり抽象表現ということです。抽象表現を含む現代絵画は、まさに古典と抽象・写実と感覚のハイブリットで構成されています。そこで、現代絵画の始まり、キュビズムから今に至る造形システムのポイントを押さえて、絵画に効く造形のツボを刺激してみます。
※「抽象のツボ」は前期3回、後期3回のシリーズですが、1講座からご受講可能です。

◆抽象のツボ2:「点と線」動かない点・直線・曲線・螺旋
画面に点を打つ。どこに置くのか?線を引く。どこからどこへ線を引くのか?どんな線?直線、曲線、螺旋、点線等々点と線だけで絵画の空間をつくることが可能か?様々な点や線のつくり方を試してみます。造形言語の2つめのキーワードは「点と線」です。

《 持ち物 》
アクリル絵具画材一式、定規、ニードル、竹串、刷毛、ヘラ、ナイフ、マスキングテープ、ウエス、スポンジ、ジェッソ白、ジェルメディウム、木炭 ※白ボールボードの販売あり(1枚150円)

【終了】⑩クロッキーとっくん part1【友の会限定】
日程:10月12日(日)  時間:10:30~16:00 講師:古山 浩一 定員:18名 受講確定日:9月9日(火)
受講料 8,600円(モデル代込) 透明水彩 鉛筆 女性ヌード
絵画は面と線と色彩で成り立っています。線を勉強する・鍛えるにはクロッキーが一番です。本講座では裸婦5分ポーズ32回2分ポーズ10回でクロッキーを42枚描きます。確実に線が変わります。始めに10Bの鉛筆の使い方をレクチャーします。慣れた画材が良い方はそれらの画材をお持ちください。ポーズは短時間ですが着彩をご希望の方は着彩道具をお持ちください。
★ 2月1日(日)にも「クロッキーとっくん」を開催いたします。
※友の会限定講座です。非会員の方は友の会にご入会いただきます。

《 持ち物 》
鉛筆(10Bを5本)、クロッキー帳6号以上、画用紙(B3サイズ1枚25円 販売あり)

【終了】⑪ 秋のスケッチ講座 ―上野公園の木々―
日程:10月14日(火)  時間:10:30~16:00 講師:遊馬 賢一 定員:18名 受講確定日:9月9日(火)
受講料 6,600円 画材自由 野外スケッチ
「現場でのスケッチ」。写真から描く方が多くなっていますが、実際の風景を見て描くことで取捨選択して自分の見方や感じたことが直接表現されます。その経験を生かすことで、写真のようにそのまま描くのではなく、省略やポイントをいかすことができるようになります。だからこそ現場でのスケッチは大切であり、くり返すことで、自分の方向や表現がしっかりしてきます。
※雨天の場合は、予定した場所の写真を題材にアトリエでスケッチ講座を行います(写真はスクールで用意)。

《午前》
10:30 上野の森アートスクールアトリエ集合(※時間厳守)、講師による説明とデモンストレーション
11:00〜12:30 現場へ移動、スケッチ

《午後》
12:30〜13:30 昼食・昼休み
13:30〜15:15 スケッチ
15:30 アートスクール アトリエ集合 講評会

《 持ち物 》
お好きな画材で結構ですが、着彩の場合は透明水彩または不透明水彩の道具一式(携帯用の固形絵具パレットがおすすめです)など、鉛筆、練り消しゴム、スケッチブック(ハガキ大~F8号程度)、エスキース帳、筆洗または水入りペットボトル、ティッシュペーパー、ゴミ袋、虫よけスプレー、帽子や雨具、防寒着、あれば携帯用イス

【終了】⑫ 人物を取材する 下に何色を載せておこうか&下描きデッサン【友の会限定】
日程:10月18日(土)  時間:10:30~16:00 講師:山田 啓貴 定員:18名 受講確定日:9月23日(火)
受講料 8,600円(モデル代込) 水彩 色鉛筆 鉛筆 木炭 コンテ 女性着衣
ただのデッサンとどう違うのか。エスキース(下絵)とはなにか。下描き用ならば何を気にするか、または何を気にしないのか。色の話を織り交ぜながら、人物画の描画について考えてみましょう。デッサン紙と、クロッキーブックで下描きを完成させます。タブローは別の期間に完成させてください。

《 持ち物 》
デッサン道具一式、初めての人は鉛筆(2Bと6B、2H)、プラスチック消しゴム、簡単な彩色道具、お持ち方は固形水彩や色鉛筆などをエスキース用としての使用、画用紙または木炭紙など(各種厚紙も可)、クロッキーブックまたはエスキース帳、練り消しゴム、お持ちの方は、茶色のコンテやサンギュインのコンテ(古典絵画好きの方はこれ!)

【終了】⑬ 半抽象・半具象のメソッド ―図像を重ねて―
日程:11月1日(土)  時間:10:30~16:00 講師:出射 茂 定員:18名 受講確定日:10月7日(火)
受講料 6,600円 アクリル アクリルガッシュ モチーフ:静物
表現の幅を広げたい… 自身の表現を模索している… など絵画制作をする上で、皆さん共通して考え悩んでいることがあると思います。半抽象・半具象の手法を用いて新しい表現方法を実践してみましょう。今回は即興的・抽象的なドローイングを数枚描き、そこに静物モチーフの線描を加えます。その2枚の図像を重ねるというアニメーションの手法を組み合わせて半具象絵画へと発展していく考え方を紹介します。造形的な視点・造形感覚を養い刺激していきましょう。

《 持ち物 》
アクリル絵具、またはアクリルガッシュ一式、F10号キャンバス

【受付終了】⑭ 絵具で挑む石膏デッサン ―面でとらえる光と影―(全2日間)
日程:11月2日(日) 11月30日(日) 時間:10:30~16:00 講師:村山 之都 定員:18名 受講確定日:10月7日(火)
受講料 13,200円 油彩 アクリル モチーフ:石膏像
絵具を使った石膏デッサンにチャレンジする2日間講座です。鉛筆や木炭デッサンに比べ、より「面で描く」イメージを実感しやすい絵の具を使用します(油彩またはアクリル)。石膏像の微妙な色の変化や、光の当たり方による色の見え方の違いを観察し、絵の具で再現する過程で明暗感覚と観察眼を養います。鉛筆・木炭デッサン経験者の方にとっては、絵具という異なる視点からモチーフをとらえ直すことで、新たな発見や表現方法を学ぶ機会となります。

第1回 11月2日(日)
鉛筆で簡単な下描きを施してから油彩に取り掛かります。大きな明暗の組み立てを意識して、濃淡の幅を4~5段階広げて作っていきます。

第2回 11月30日(日)
大掴みの全体的な立体表現から個々のパーツの描写表現へ移行していきます。立体感や質感を表現していきましょう。

《 持ち物 》
15号キャンバス、油彩またはアクリル道具一式(絵具はウルトラマリン・バーントアンバー・アイボリーブラック・チタニウムホワイトの4色)、鉛筆(2B程度)、練り消しゴム、フィキサチーフ

【終了】⑮ 色鉛筆講座 ―色とりどりの落ち葉を描く― ★ 初めての方優先講座
日程:11月29日(土)  時間:10:30~16:00 講師:大川 心平 定員:18名 受講確定日:10月28日(火)
受講料 6,600円 色鉛筆 モチーフ:落ち葉
色鉛筆は身近な画材でありながら、その使い方を工夫することで、非常に深みのある色彩を表現できます。秋に紅葉した落ち葉を色鉛筆で描くことで、そのユニークな形や色の変化をより楽しむことができます。画面上での混色など、使い方のバリエーションが増すことで色鉛筆の豊かな色彩表現が楽しめます。お気に入りの落ち葉を持ちより、秋を感じましょう。

《 持ち物 》
色鉛筆(12色以上)、鉛筆(HB)、練り消し、プラスチック消しゴム、スケッチブック(6号程度)、お気に入りの落ち葉(2~4枚程度)

【終了】⑯ 女性画家たちのまなざしと色彩 ―絵を描くという自由―【夜間】
日程:11月29日(土)  時間:17:30~20:30 講師:今井 陽子 定員:20名 受講確定日:10月28日(火)
受講料 5,000円(※画材代200円込) 座学 ワークショップ
美術史に名を残した女性はごくわずかですが、厳しい時代の中で表現し続けた女性たちがいました。無名でも、情熱と想像力にあふれた作り手は世界中にいたはずです。この講座では、15世紀から近代にかけて活躍した4~5人の女性画家を取り上げ、彼女たちの人生や作品を紹介します。社会的抑圧の中で、彼女たちはどのように精神の自由を獲得したのでしょう。ここには性別を問わず、未来を生きる私たちへのヒントがあると感じます。後半のワークは、20世紀の画家 ヘレン・フランケンサーラーが用いた“ステイニング技法(にじみ)”を体験します。水の働きにまかせる表現を楽しみましょう。

《 持ち物 》
水のスプレー(百均など)、好みの色のアクリル絵具。お持ちの方は太めのナイロン製の筆(アクリル絵具用)をご持参ください。 ※画用紙2枚を配布します。スクールでもアクリル絵具や筆を用意します。追加の画用紙の販売(1枚50円)があります。

お申込みを行う場合は、下記「受講規定」を最後までお読みいただき にチェックを入れて「申込画面に進む」ボタンを押してください。

受講規定<お申し込みからご受講まで>

◆お申し込み

  • 上野の森美術館友の会会員/一般にかかわらずお申し込み可能です。ただし、一部友の会限定の講座があります。
  • 申込ページの全ての項目に入力し受講規定にご同意の上お申し込みください。
  • 申し込みを受理しましたら、「受付状況」をメールまたはFAXでお知らせいたします。メールまたはFAXのご登録がない場合は「受付状況」のお知らせはありません。必ずどちらかのご登録をお願いします。

◆上野の森美術館 友の会特典 【優先申込】/ ★印の講座は初回受講者優先

  • 友の会会員の方は、各講座に記載の受講確定日までにお申し込みいただくと、友の会優先の講座(先着順、★印以外)は先着順で受け付けいたします。
  • 友の会入会(新規・更新)をご希望の場合は、申込書の記入欄「友の会入会」に ✓ をしてください。講座のお申し込みのみ、友の会優先として受け付けいたします。講座の開催月以前にその他の友の会特典をご希望の場合、別途入会手続きをお願いいたします。友の会特典につきましては上野の森美術館ホームページをご覧ください。
  • 友の会会費(3,500円/有効期限1年)は受講料とともにご請求いたします。友の会有効期限内の方は有効期限1か月前にお送りする更新のお知らせをお待ちください。
  • ★印のある講座は、当スクールの講座を初めて受講される方が優先(先着順)で受講できる講座です。
  • 友の会限定の講座は、友の会へご入会いただきます。受講日に期日が切れている場合は更新をお願いします。

◆会場・時間・受付

  • 会場:上野の森美術館別館3階アトリエ
  • 時間:10:30~16:00(昼休み1時間あり)夜間や一部の講座は時間が異なります。各講座ページにてご確認ください。
  • 受付:講座開始30分前より当館1階警備カウンターで行います。受講証(シール)をお渡しします。
  • 受講証は見えるところに貼ってください。友の会会員は、会員証とともに携帯してください。また、休憩などで外出から戻る際には、受講証を美術館入り口でご提示ください。提示がない場合には入館をお断りする場合があります。
  • 事務所対応時間および退館時間は講座終了30分後までとなります。

◆受講確定

  • お申し込みの受付状況、受講料、お支払いに関するお知らせはメールまたはFAXでいたします。
  • メール登録と受信設定のご確認をお願いいたします。ご登録のある方には、 受講確定日に「受講料のお知らせ」、 「お支払いに関するお知らせ」の2通のメールを@ueno-mori.orgよりお送りします(no-reply@のメールは返信不可)。メールによるキャンセル、その他の連絡は受け付けておりません。
  • メール登録のない方(不達の場合も含む)、コンビニ専用振込用紙でのお支払いをご希望の場合は郵送いたします(別途手数料300円/再発行手数料200円)。申込書の郵送希望欄へ ✓ を入れてください。なお、受講日までに時間の余裕がない場合はこの限りではありません。
  • 希望講座が満員の場合、キャンセル待ちのご連絡をいたします(メール・FAXのみ)。
  • 各講座原則定員18名とします。
  • 受講料は講座により異なりますので、各講座ページをご確認ください。記載金額はすべて税込みです。
  • 友の会優先と★初回優先の講座に空席がある場合、一般のお申し込みでも受講可能です。なお定員数を超えた場合は抽選を行います(受講確定日は各講座ページに記載)。
  • 受講確定日以降に空席がある講座は先着順で受け付けます。

◆お支払い

「受講料のお支払いに関するお知らせ」 をご確認ください。

  • メールでご請求する場合は、オンラインクレジット決済、銀行振込(ペイジー)、コンビニでのお支払い、全て手数料がかからずご利用いただけます。メールの案内に従い、お支払いをお願いします。
  • 支払期日までにお支払いください。お支払いが遅れる場合、または受講をキャンセルされる場合はお電話にてご連絡ください(メール不可)。また、ご入金後のキャンセルは返金できませんのでご注意ください。
  • 一度お支払いいただきました受講料・会費は返金いたしませんのであらかじめご了承ください。
  • 特定商取引法に基づく表記はこちらをご確認ください

◆【重要】講座での注意事項

  • 講座内での録音・録画・写真撮影はお断りしています。それにともなうトラブルに関してスクールでは責任を負いかねます。
  • ・モデルの写真撮影はできません。モデル講座時のアトリエ内では、携帯電話やスマートフォンも使用禁止です。アトリエの外でご使用ください。モデルのポーズ中は入退室できません。休憩時間までお待ちください。

◆講座内容等の変更、開催中止(延期)について

  • 各講座はカリキュラムに基づいて行いますが、日時、内容に変更が生じる場合があります。変更による経費の増減があった場合は追加集金、または返金をします。
  • 自然災害等やむを得ない事情で講座が中止になった場合は、延期して開催し、その開催ができなかった場合は返金します。
  • 延期開催に出席できない場合、受講料の返金はできませんのであらかじめご了承ください。
  • お申し込みがきわめて少数の講座は、開催を中止する場合があります。

◆画材・作品等の取り扱いについて

  • 事前に画材を送られる場合は、お電話にてご連絡ください。
  • 制作サイズの上限はS100号(162.0×162.0㎝)までとし、額縁をつけない状態に限ります。
  • キャンバス木枠の組み立てや、キャンバスを張る作業など、音が階下に響く作業は行わないでください。
  • 道具や作品は各日にお持ち帰りください。アトリエに置いておくことはできません。
  • 紛失防止のため、作品や描画材、スケッチブック等の持ち物には必ず氏名を記入してください。

◆その他

  • 欠席された場合の振り替え受講はできません。
  • 受講は申込者本人に限ります。18歳未満の方は保護者の同意が必要となります。
  • 貴重品はご自身で管理をお願いします。当スクールでは盗難、紛失、破損に対して一切の責任を負いかねます。
  • 館内・教室内での物品販売、斡旋、勧誘、金品授受、営業等の行為は固くお断りします。
  • 講師への贈物等、お心遣いは無用です。金品の徴収はご遠慮ください。
  • 器物を破損させた場合は実費をもって賠償していただきます。また、故意と判断された場合は受講をお断りします。
  • 当スクールの備品等を外部に持ち出すことはできません(個人的な貸し出しはいたしません)。
  • 教室内での飲食はできますが、入館の際、飲食物は袋等に入れてお持ちください。
  • 野外でのスケッチ講座等、カリキュラムに明記されている場合を除き、教室外での制作はできません。

◆次のような行為が認められた時は、受講のお断り、退会勧告をする場合がありますのでご留意ください。

  • 講座の運営に支障をきたす言動をした場合
  • 他の受講者や講師の迷惑となる行為、スタッフの業務の妨げとなる行為があった場合
  • 当スクールの協力依頼を正当な理由なく拒否または無視された場合
  • 「受講規定」に反する言動を行った場合
  • その他迷惑行為、法令または公序良俗に反する行為があった場合