イソップものがたり
2017年6月3日
こどもの頃に読んだ絵本の記臆は、大人になると、きっかけがないとなかなか思い出すこと
はありません。開催中の「絵本原画展 いもとようこの世界」はその良いきっかけだと思います。
そのきっかけのきっかけ(?)になっているのが展覧会ショップ。
絵本作家の展覧会ならでは、いろいろなお話の絵本がた〜くさん揃っています。
たくさんのお話のなかから、今日は『イソップどうわ』をご紹介しましょう。
「ウサギとカメ」「アリとキリギリス」「金の斧、銀の斧」・・・。
タイトルをあげれば有名なお話ばかり。全部イソップ童話のおはなしです。
どんなおはなしだったか思い出してきましたか?
いもとようこ 文・絵の、『イソップどうわ』の絵本は、
見開きで1話ずつ完結するように創られて、1冊のなかに15話も収録されています。
そして、最後にこのお話で言いたいこと、つまり教訓までが書いてあるんです。
こどもにはストーリーを。大人たちには教訓を思い出させる。
すごい絵本ですね。びっくりします。
ご来館の際はぜひ手にとってみてくださいね。
展覧会は、〜6月11(日)まで。
