上野の森美術館

アートスクール

2026年前期単発講座

開講期間:2026/4 ~ 2026/9
時間:10:30~16:00 / 土曜夜17:30~20:30
   ※時間が異なる講座もあります。詳しくはカリキュラムをご覧ください。

★印=初めての方優先講座:当スクールの講座を初めて受講される方が優先で受講できる講座です。初心者の方にもおすすめの講座です。

受講料のお支払い方法についてはこちらをご確認ください→受講料のお支払いに関するお知らせ
お申込みいただく前にこちらをご確認ください。→受講規定
受講規定内にある各注意事項を厳守の上、ご受講ください。

① おとなの月1風景画入門(全4日間・火曜日) 【先着順】
日程:4月7日 5月5日 6月2日 7月14日 時間:10:30~16:00 講師:遊馬 賢一 定員:18名 受講確定日:3月10日(火)
受講料 26,880円 画材自由 モチーフ:風景写真・スケッチ
風景をテーマにした4回の講座です。同じ風景を見ても、受ける印象や表現は様々です。どのように風景をとらえ、構図を決定し、表現に結びつけると良いか?個々に合わせて、そのステップアップを目指します。今回は風景画の構造を学び、生かし、作品にしていきます。資料となる写真をご持参ください。画材は自由です。中級者の方はもちろん初心者の方にもお勧めの講座です。初めての方は1~4回を通して1つの作品を完成させてもかまいません。
※友の会会員・非会員にかかわらず先着順

◆4月7日(火)第1回 写真から描く風景 ➀ ―構図の決め方と描く手順―
描きたいポイントを生かす構図を考えます。写真は半歩動くと違う構図になるものです。写真をそのまま写すのではなく、トリミングをすることでより良い構図を作ります。写真はお手本ではなく資料と考えましょう。支持体に構図を移す手順や、どこから描き始めると良いのかなど、画材と表現へのアドバイスをします。
《持ち物》
画材自由、使用する画材に合った紙やキャンバスF6~8号、30cm定規、筆記用具、
写真資料(同じ場所を位置や角度を変えて撮影すると良いです。たくさんご持参ください。)

◆5月5日(火・祝)第2回 写真から描く風景 ➁ ―省略と単純化―
写真は細かい部分まで写っています。丁寧に見て描けば密度は出ますが、絵画性を高めるには省略や単純化が必要です。ポイントになる部分がどこか、それを生かすための省略や単純化です。画面を大きく見て構築性を考えます。風景の中に配置のバランスやリズムを意識してみましょう。意識が変わることで表現も変わります。
《持ち物》
画材自由、使用する画材に合った紙やキャンバスF6~8号、30cm定規、筆記用具、
写真資料(身近な風景や旅行時の写真など、絵にしてみたいものをたくさんご持参ください。)

◆6月2日(火)第3回 写真から描く風景➂ ―中間色を生かした表現―
朝もやや霧の風景、夕方や雨の日の風景には、はっきりした色彩ではなく中間色の豊かな表情があります。細かなものも曖昧になります。その中間色をどう作るか、油彩や水彩の違い、調子のとらえ方と表現を学びます。
《持ち物》
画材自由、使用する画材に合った紙やキャンバスF6~8号、30cm定規、筆記用具、
写真資料(霧やもやのかかった写真、夜明前や夕方含めいろいろな写真をご持参ください。)

◆7月14日(火)第4回 写真から描く風景➃ ―自由制作と行き詰った作品の添削―
自由制作を通じて、それぞれ表現力を高めましょう。絵にしたいと思っている写真やスケッチ資料等をお持ちください。また制作途中の作品でも構いません。今まで描いた作品、今後描きたい作品プランなどへのアドバイスも別途いたします(1人2点まで)。
《持ち物》
画材自由、使用する画材に合った紙やキャンバスF6~F10号、写真資料またはスケッチ、作品など。

② おとなの月1日本画入門(全4日間・日曜日)【先着順】
日程:4月12日 5月10日 6月21日 7月26日  時間:10:30~16:00 講師:平野 健太郎 定員:18名 受講確定日:3月10日(火)
受講料 26,980円(画材代100円込) 日本画
日本画に箔を使ってみる!:日本画では昔から多く箔が用いられてきました。屏風に貼られた金箔や絵の上でキラキラ光る銀の粒を見たことがあると思います。箔は使ってみたいけれど貼り方が分からない!という方のために、基本的な箔の貼り方、そしていくつかの箔の使い方を紹介します。全4回の講座で、箔を使った作品を一点仕上げることを目指します。
※友の会会員・非会員にかかわらず先着順

◆4月12日(日)第1回 下図作り
箔の貼り方、使い方をサンプルをもとに紹介します。実際に箔を貼る方法もお見せして、日本画のどこに使っていくのか考えながら小下図(エスキース)を描き、構図や制作手順を決めていきます。最後に箔とあかし紙の扱い方や日本画のために必要な画材や道具の説明をします。
《持ち物》
お好きなモチーフ(果物や花、写真やスケッチ等何でも良い)、デッサン用具(鉛筆HB~2B程度、練り消しゴム)、スケッチブック、またはクロッキー帳(下絵でも本画と同サイズが望ましい)

◆5月10日(日)第2回 下塗り~マチエール作り
パネル張りをした和紙に実際に箔を貼っていきます。下絵が仕上がっていたらトレースをして日本画の絵の具を使い制作を始めます。箔の上に絵の具を塗るコツや、岩絵具の上に箔を貼る方法などのレクチャーを交えながら描き進めていきます。
《持ち物》
【前回講座で説明あり】日本画道具一式(岩絵具、水干絵具、筆、刷毛、絵皿、水差し、ドーサ液、墨、雑巾など)、パネル張りの雲肌麻紙(F6~10号程度)麻紙ボードでも可、前回描いた下図とそのコピー、マスキングテープ、赤いボールペン、チャコペーパー 、箔を貼るための道具(銀箔、箔ばさみ、あかし紙) ※膠の配布があります。箔ばさみは貸し出しもあります。
★銀箔とあかし紙の当日販売があります(純銀箔20枚包 1,050円、あかし紙20枚360円)

◆6月21日(日)第3回 本画制作
本制作を進めます。個別指導を中心に、疑問や質問にもお答えしながら制作の手順や方向性などをアドバイスいたします。
《持ち物》
日本画道具一式、制作中の絵

◆7月26日(日)第4回 本画制作~仕上げ、講評
完成に向けて制作をします。全体のバランスを見たり、描き込みをしながら、絵の中で箔が生きているように、また、思い描いた絵に近づけるように仕上げていきます。今後の制作のヒントが得られるように、最後に講評をします。
《持ち物》
日本画道具一式、制作中の絵

◆ 準備していただく日本画画材に関しては、喜屋(TEL. 03-3831-8688)、世界堂本店(TEL.03-5379-1111)等の画材店にてご購入・お問い合わせください。

③ おとなの月1 知っておきたい美術解剖学【友の会限定】
日程:4月18日 5月16日 6月13日 7月25日  時間:10:30~16:00 講師:マスコ マユ 定員:24名 受講確定日:3月24日(火)
受講料 28,230円(モデル代込) 男性ヌード 座学 解剖学
― 人体を描くためにしくみを理解しよう ―
人体をより正確に、そして生き生きと描くためには、形の裏にある構造を理解することが大切です。「美術解剖学」とは、医学的な解剖学を美術家の視点から学ぶ分野であり、骨と筋肉の構造を学ぶことで、人体への理解を深め、人体表現の基礎を築きます。ルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロも探究したように、人体の仕組みを知ることは、観察力と表現力を深める第一歩となります。今回は初めて人体を学ぶ方にむけて、基本的な知識や代表的な骨・筋のみを取り上げます。座学は「寝てしまいそうで不安…」という方でも大丈夫。色を塗りながらの図解や、デッサンも取り入れます。手を動かしながら学ぶ内容となっておりますので、どなたでも楽しみながら取り組んでいただけます。まずは「自分のからだのしくみを知る」からはじめませんか?ご参加お待ちしております。
※友の会限定講座です。非会員の方は友の会にご入会いただきます。


◆4月18日(土)第1回 からだの基礎と骨格
初めに解剖学の基礎知識についてレクチャーします。その後、人体を支える「骨格」、「骨」から学びを始めます。筋肉はすべて骨に付着しています。「骨」がわからないことには始まりません。骨格はいわば人体の土台であり、体を描ときの「ランドマーク」にもなります。まずはここからスタートします。骨格模型を用いたデッサンを挟みつつ、人体の全体像をつかみましょう。


◆5月16日(土)第2回 体幹と腕・手の筋肉
人体表現をする上で、骨格と同様に重要なのは筋肉です。筋肉は数が多いため、2 回に分けて学びます。今回は、体幹(背中・胸・腹部)と上肢(腕・手)の筋肉を学びます。有名な“腹直筋(シックスパック)”をはじめ、日常的に目にする筋肉ですが、皮膚の下でどうなっているのでしょうか? 骨格との関係から理解し、前回学んだ骨とどうかかわるか、復習を交えつつ、人体の構造がどのように動きに反映されるかを考察します。

◆6月13日(土)第3回 脚と顔の筋肉
前回の続きとなる脚の筋肉を学びます。下半身では、脚は太ももとふくらはぎで上下に分けて描いてしまいがちですが、筋肉を知るとつながりが見えてきます。そのつながりを知ることで、立つ・歩くといった動作の仕組みが見えてきます。後半は顔の表情やシワを作る筋肉たちに目を向けます。これまで学んできた筋肉と少し種類が違います。感情や個性を表すための観察ポイントも学びましょう。

◆7月25日(土)第4回 まとめと実践 ― モデルデッサン
午前中はこれまでの総まとめとして、学んだ骨や筋肉の位置を再確認します。解剖学は覚えて、忘れて・・・と、何度も繰り返し徐々に習得していくものなので、覚えていなくても大丈夫です。午後はモデルを描きます。実際の人体で、今まで習ってきた骨や筋肉を観察・確認し、自由にデッサンしてみましょう。講座を受ける前とは人体の見え方や気づくポイントが少し違うと思います。知識による観察力の向上を体感すること、理解が線に変わる、その実感こそが美術解剖学の魅力です。

《共通持ち物》
鉛筆(2H~2B 程度)、色鉛筆 12 色程度(数色あれば OK)、練り消しゴム、スケッチブックまたは画用紙、お持ちであればクロッキー帳
★第4回目はデッサンをするため、木炭または鉛筆のデッサン道具一式。着彩したい方は希望の着彩道具一式

④ おとなの月1油彩アトリエ(全4日間・日曜日)【先着順】
日程:4月19日 5月17日 6月14日 7月12日  時間:10:30~16:00 講師:大見 伸 定員:18名 受講確定日:3月24日(火)
受講料 30,880円(モデル代込) 油彩 女性着衣
今回は、「色彩の使い方」に特化した4日間講座です。暖色・寒色・グレーなど、色彩の性質を知ることにより、色彩を自由に、また効果的に使いこなす方法を学びます。また、色彩を生かすために必要な下塗り効果の実験を通し、基礎的な知識の習得と今後の制作に活かす技術を学びます。初めて油彩を始められる方には、その都度個別に道具の使い方などを指導いたします。また、20 号までの自由制作も可能です。
※友の会会員・非会員にかかわらず先着順

◆4月19日(日)第1回 色彩の使い方 暖色・寒色を知る〈静物〉
「暖色」と「寒色」の特徴を理解しながら、色の対比によって作品の印象を高める方法を学びます。暖色を主体にして寒色を効かせ色として添える構成、あるいは寒色を主体にして暖色をアクセントとして用いる構成のどちらかを選び、実際に制作します。暖色と寒色のコントラストが生み出す色彩効果を体験しながら、表現の幅を広げていきましょう。


◆5月17日(日)第2回 色彩の使い方 グレーを知る〈風景〉
「グレーを制する者は美を制する」といわれるほど、グレーは色彩表現の鍵となる存在です。本講座では、グレーの魅力と役割を理解しながら、画面におけるリズムやバランス、秩序をどのように生み出すかを学びます。下塗り効果の実験を通して、グレーが持つ豊かな可能性を体験し、色彩表現の幅を広げていきましょう。
《第2回 持ち物》
各自のスケッチや写真などの資料

◆6月14日(日)第3回 暖色・寒色・グレーを使った画面構成〈人物〉
これまで学んだ暖色・寒色・グレーの特性を生かし、人物表現へと発展させます。まず、水彩やパステルを用いてエスキースを 2 点制作し、色彩構成や画面の印象を検討します。その中から 1 点を選び、油彩で本制作に取り組みます。エスキースの段階で暖色・寒色・グレーの関係性を意識しながら作品のイメージを固め、下塗りの効果を実感していきましょう。色彩と人物表現が響き合う画面構成を目指します。
《第3回 持ち物》
下塗りしたキャンバス(6~10 号)、スケッチブックまたはエスキース用画用紙(3~6 号程度)

◆7月12日(日)第4回 暖色・寒色・グレーを使った画面構成~仕上げ〈人物〉
前回から取り組んでいる人物作品を仕上げていきます。エスキースで検討した色彩計画を踏まえつつ、暖色・寒色・グレーのバランスを調整し、画面の統一感と深みを整えます。細部の描写や質感の表現、色の重ね方を確認しながら、作品全体の完成度を高めていきましょう。これまで学んだ色彩と構成の知識を統合し、作品を完成させましょう。
《第4回 持ち物》
第3回で描いた作品

《共通持ち物》
油彩道具一式、ペインティングオイル、テレピン(またはぺトロール)、画用筆(小~中、10本程度)、ペインティングナイフ(中くらいのもの)、キャンバス(6~10号)、 木炭・鉛筆(B~4B)、ガーゼ、ウエス(古布)
作品を持ち帰るための袋や合わせキャンバス等もご持参ください。

⑤ おとなの月1デッサン塾(全4日間・日曜日)【友の会限定】
日程:4月26日 5月24日 6月28日 7月19日  時間:10:30~16:00 講師:中尾 直貴 定員:17名 受講確定日:3月31日(火)
受講料 28,880円(モデル代込) 鉛筆 木炭 女性ヌード
思いのままに、自由に絵を描きたいと思っていてもなかなかうまくいくものではありません。対象を写実的に描きたい、あるいは自分の感情など抽象的なものを表現したいなど、想いの実現のためにはいずれも「デッサン力」が必要になります。デッサン力とは、物をただ正確に描けるということだけではなく、モチーフの本質をとらえる眼差しと、それを説得力をもって立ち表すための画面上でのバランス感覚のことです。これを磨くためには高い意識をもってデッサンを継続することが重要です。これから絵を始めてみようという方から、長年続けているけれどもっと制作を深めていきたいという方まで、自由に表現するための土台を築くために今一度、「デッサン」をしてみましょう。
※友の会限定講座です。非会員の方は友の会にご入会いただきます。
当スクールYouTubeチャンネル【公式】にて「木炭の使い方削り方」等公開しています。

◆4月26日(日)第1回 石膏像デッサン
石膏像は古くからデッサンのモチーフとして親しまれています。身体の写実性と理想美を兼ね備えて表現された像をデッサンすることで、多くの学びが得られます。初日はデッサンについての講義、木炭デッサンの実演を行います。デッサンとは何かを考え、実践します。
《持ち物》
木炭(伊研 No.360 ヤナギ 丸軸をおすすめ)、木炭紙4枚(スクールにて販売)、練り消しゴム、ガーゼ(無ければ布でも可)、クロッキー帳、フィキサチーフ
※個人によって目的があればこれ以外でも可。初回に道具についての説明もします。

◆5月24日(日)第2回 人体デッサン
初回の石膏デッサンをふまえて、目の前にある生きた身体の有機的な曲線とボリューム、内なる躍動をとらえ、描いては消して見つめ直し、再び描き起こすといったモチーフとの豊かな対話を体験してほしいと思います。冒頭に講師による実演を行います。
《持ち物》
木炭(伊研 No.360 ヤナギ 丸軸をおすすめ)、木炭紙4枚、練り消しゴム、クロッキー帳、鉛筆の場合は2H~4B、木炭紙大の画用紙、ガーゼ(無ければ布でも可)、フィキサチーフ

◆6月28日(日)第3回 静物デッサン
モチーフそれぞれのもつ色や形、大きさを画面のなかで探っていく過程で構図、関係性、空間を学びます。鉛筆や木炭等の素朴な画材で異なる質のものを描き分けるためには使い方に工夫が必要ですが、そうすることで水彩や油彩等の強い特性を持つ画材を使いこなす感性も磨かれます。はじめに実演を行います。
《持ち物》
木炭(伊研 No.360 ヤナギ 丸軸をおすすめ)、木炭紙4枚、練り消しゴム、クロッキー帳、鉛筆の場合は2H~4B、木炭紙大の画用紙、ガーゼ(無ければ布でも可)、フィキサチーフ

◆7月19日(日)第4回 細密デッサン
一人一つ好きなモチーフを用意し、近くで観察し細密にデッサンします。これは「細密画」が目的ではありません。モチーフの質感、重さ、匂いまで確かめてもらい細かなところまで描写しようとすることで、深くまで対象を捉える画家の眼を養います。
《持ち物》
鉛筆、木炭、ペン等・画材に合わせた支持体。事前に説明します。

⑥ おとなの月1人物クロッキー塾(全6日間・土曜日)【夜間】【友の会限定】
日程:4月4日 5月2日 6月13日 7月11日 8月8日 9月12日  時間:17:30~20:30 講師:村山 之都 定員:19名 受講確定日:3月10日(火)
受講料 37,620円(モデル代込) 透明水彩 パステル 鉛筆 木炭 コンテ 男性セミヌード 女性セミヌード
基本的な人体のとらえ方と描写を演習する全6回のクロッキー塾です。前回に引き続き国内外で活躍されているアーティスト、舞踏家の工藤丈輝さん、美ボディ・ボディメイク分野の長谷恵梨子さん、前衛舞踏デュオ86B210 の鈴木富美恵さんといった、身体表現のエキスパートの方をモデルに、男性・女性それぞれの骨格と筋肉の描き方を存分に演習します。講座では毎回着目ポイントを設け、それぞれについて講師が解説をしながら進めていきます。さらに今回は新たにムービング・クロッキーも行います。基本的な部分をしっかりと鍛えながら、創造(想像)力を刺激して絵画制作につながるクロッキー講座を目指しています。積極的にご参加ください。
※定員に空きがある場合、途中からでもご受講いただけます。
※モデルはやむを得ない事情で変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※友の会限定講座です。非会員の方は友の会にご入会いただきます。


◆4月4日(土)第1回 正中線の動きを見る(男性セミヌード)
人体把握の中でも核になる要素が、正中線の動きです。顔・上体・腹部・腰の動きを、人体の中心線の流れを追いながら観察します。

◆5月2日(土)第2回 トルソと手足の位置関係(男性セミヌード)
人体の中心部分であるトルソと、手足の位置関係に注目しながら動きを追いかけます。「単純化した構造を念頭にアウトラインのリズムを見る」という二つの視点を同時に試みます。

◆6月13日(土)第3回 実践―アウトラインのシルエット的解釈―(女性セミヌード)
画材は自由ですが、講師は水彩の平筆でデモンストレーションを行います。興味がある方はご持参ください。

◆7月11日(土)第4回 実践―自由画材―(女性セミヌード)
前回までの内容を踏まえた実践クロッキー回です。10分、5分を織り交ぜます。

◆8月8日(土)第5回 実践―自由画材―(女性セミヌード)
前回までの内容を踏まえた実践クロッキー回です。5分、3分を織り交ぜます。

◆9月12日(土)第6回 ムーブ&ストップ(女性セミヌード)
ムービング→動きを止めて3分ポーズ→ムービング、を繰り返します。

《共通持ち物》
鉛筆(6B~10B程度)、カッター、クロッキー帳(B3サイズまたは10号以上推奨)
※鉛筆クロッキーを想定していますが、コンテ・木炭・水彩などの画材も使用可。

⑦ おとなの月1 描く人のための美術鑑賞学【夜間】【先着順】
日程:4月18日 5月16日 6月27日 7月25日  時間:17:30~20:30 講師:佐藤 友則 定員:24名 受講確定日:3月24日(火)
受講料 19,000円 座学 鑑賞
― 名画を “感じる” から “理解する” へ ―
絵を “感じる” だけでは、まだ見えていない世界があります。構図、色、光、筆の動き――その一つひとつに、名画が名画である理由が隠されています。この講座は、作品を感情ではなく目と頭で読むための鑑賞学講座です。「なぜ美しいのか」「なぜ心を動かすのか」「どう描かれているのか」を、わかりやすく、美しい作品画像と共に具体的に紐解きます。そして鑑賞を通して描く目を育てることが目的です。感性を大切にしながらも、理論と観察によって作品を理解する――美術のもう一つの楽しみ方です。絵を描く方々には特にお勧めしたい内容で、今よりも作品レベルを一段階アップさせたい人へのメッセージに富んだ鑑賞講座です。
※友の会会員・非会員にかかわらず先着順

◆4月18日(土)第1回 知っておきたい絵画の見方
ヨーロッパ絵画がどのように生まれ、どのような思想や価値観のもとで発展してきたのかをたどりながら、その流れの中で近代に芽生えた「表現するとはどういうことか」という問いの始まりを読み解きます。名画の構成や描かれ方を通して、絵画が “写すもの” から “表すもの” へと変化していった道筋を読み解きます。
➀画家が絵具に託すこと/➁画家は最初に何をしようとしたのか?/➂“見えないもの”を “見えるもの” にする
➃絵画の危機が来た!/ ➄“絵画とは何か?” との問いかけから生まれる “表現”

◆5月16日(土)第2回 制作を司る、3つの絵画プログラムを考えてみる
先人が考案してきた油絵具の操作方法は、大別すれば三種に集約できます。世の中にたくさん存在する全ての名画の制作プロセスは、その原理に沿ったもの、もしくは応用から成り立っています。ご自身の制作の在り方を改めて考えるきっかけとなる講義です。
➀原点となる3つの絵画 / ➁グリザイユ & グラッシ / ➂カマイユ / ➃アラ・プリマ / ➄まとめ

◆6月27日(土)第3回 クロード・モネについて
日本人に大人気な印象派、その中の代表格であるクロード・モネに焦点を当て、彼の絵画上の革新性と功績をたどります。単に「美しい」という形容以上の価値観を、共に考えながらお伝えします。
➀印象派出現の背景 / ➁連作の画家、モネ / ➂モネ自身の言葉 /
➃ジヴェルニーの庭(日本の太鼓橋と睡蓮)/ ➄“自然”とは何か? その後への影響、2つの絵画の類似と相違

◆7月25日(土)第4回 フィンセント・ファン・ゴッホについて
日本でも広く愛されてきた画家ゴッホをテーマにしたレクチャーです。ゴッホは数多くの日記や書簡を残し、書籍や批評でも語られる機会が多い芸術家ですが、その作品は言葉以上に雄弁です。「大ゴッホ展」開催に合わせて、本講座ではその造形上の秘訣を分析しながら、作品の魅力に迫ります。
➀勤勉な人 / ➁逸脱の形式 / ➂印象派への不満 / ➃絵画上で “感情”を表現することとは? / ➄画家自
身にとっての “会心の絵”/ ➅色彩研究と “色を作る”こと / ➆“平板”と “平板的”の違い

《共通持ち物》
筆記用具

⑧ おとなの月1特別講座 ボザールbeaux-arts ―内田あぐりゼミ (全5日間・火曜日)【友の会限定】【抽選】
日程:4月21日 5月19日 6月23日 7月28日 9月8日  時間:11:00~16:00 講師:内田 あぐり 定員:16名 受講確定日:3月24日(火)
受講料 35,600円(モデル代込) 画材自由 男性ヌード ゼミ
日本画の古典的な技法に精通し、実際に用いて研究すると共に、さまざまな手法を取り入れ、新たな表現方法にもチャレンジし続ける内田あぐり先生を講師に迎え、スペシャルゼミを開催します。今回は日本画はもちろん、油彩、水彩と画材を問わず受講可能です。
※友の会限定・抽選講座となっております。非会員の方は友の会にご入会いただきます。
※お申し込みの際は、持参する画材と作品サイズを通信欄にご明記ください。

◆4月21日(火)第1回 「イメージデッサンを練る」
使用画材によるグループ分けをします。これまでの制作の一端がわかるもの(デッサンやエスキース、ポートフォリオなど)を資料としてご持参ください。内田流“絵画表現”や、一貫して身体、人間の存在を示すものを探求しテーマとしていることについて、歴史を追って語っていただきます。また「素描すること」について、さらに具体的な制作の過程など解説を交えながらお話いただける貴重な機会です。作家・内田あぐりのエネルギーの根源を感じ取っていただける1日です。
《 持ち物 》
ポートフォリオ、これまでのデッサン・素描、エスキース、クロッキー帳またはスケッチブック、筆記用具、使用画材は任意でご持参ください。

◆5月19日(火)第2回 ムーヴィング・ドローイング「動と静―人間を描く」
午前中、ムーヴィング・ドローイングについて説明をします。午後から国内外で活躍中の舞踏家の工藤丈輝さんをモデルに迎え、パフォーマンスを行っていただき、舞踏家の生き生きとした動きを自由に描くことにチャレンジします。内田先生は実際にモデルを前にして多くのドローイングを行うことで、作品のイメージを生み出しています。先生と一緒に実践してみましょう。
《 持ち物 》
筆記用具、クロッキー帳またはスケッチブック、ドローイングの画材は自由(木炭、鉛筆、ペン、水彩、墨など)

◆6月23日(火)第3回
◆7月28日(火)第4回
◆9月8日(火)第5回 実技─「制作の現場で」①②③:内田先生による直接指導
30号までのサイズの個別制作を指導します。制作途中の作品を完成に向けて進めていただいてもOKです。内田先生との対話の中から方向性を検討、制作に反映させていきます。「つくること・表現すること」の本質を作家と直接触れ合うことで感じ取る場です。この機会を大いに活用し、制作に、表現の探求に生かしていただければと思います。最終日は前半を制作、後半は全体講評会を行います。

《第3∼5回 共通持ち物》
筆記用具、クロッキー帳またはスケッチブック、使用する画材一式、画材にあった支持体、完成に向けて加筆する場合は制作途中の作品、制作に必要な資料(ポートフォリオや写真資料)等
※ 日本画制作の場合は膠以外の画材は全てご自身でご用意ください(膠代100円を別途いただきます)。

【以下内容をご了承の上お申込みください】
アトリエに持ち込める作品数は1点です(額を付けていないもの)。また、作品や道具をアトリエに置いておくことはできません。
作品の運送・返送はご自身で手配してください。ご希望の場合は運送業者をご紹介いたします。

⑨ クロッキーとっくん【友の会限定】
日程:4月4日(土)  時間:10:30~16:00 講師:古山 浩一 定員:18名 受講確定日:3月10日(火)
受講料 8,720円(モデル代込) 透明水彩 鉛筆 女性ヌード
絵画は面と線と色彩で成り立っています。線を勉強する・鍛えるにはクロッキーが一番です。本講座では裸婦5分ポーズ32回2分ポーズ10回でクロッキーを42枚描きます。確実に線が変わります。始めに10Bの鉛筆の使い方をレクチャーします。慣れた画材が良い方はそれらの画材をお持ちください。ポーズは短時間ですが着彩をご希望の方は着彩道具をお持ちください。
※友の会限定講座です。非会員の方は友の会にご入会いただきます。

《 持ち物 》
クロッキー帳(F6号以上)、画用紙(B3サイズ1枚25円 販売あり)、鉛筆(10B)5本程度、水彩・色鉛筆など着彩用具

⑩ なんでもない情景を描く
日程:4月5日(日)  時間:10:30~16:00 講師:真鍋 修 定員:18名 受講確定日:3月10日(火)
受講料 6,720円 透明水彩 不透明水彩(ガッシュ) アクリル パステル 鉛筆 モチーフ:写真
私たちはつい、「絵になるもの」を探してしまいます。「絵になる情景」を探すのではなく、「絵にならないような情景(シチュエーション)」を描いてみませんか?普段見慣れた何気ない日常の一場面でも、絵にしてみることで思いがけない美しさや意味が浮かび上がることがあります。参加者の皆さんに写真などを持ち寄っていただき、それぞれの「なんでもない情景」をどのように描き、絵にしていくかを共に考え、講師がアドバイスします。新しい視点で「描くこと」を見つめ直してみましょう。ご自身の作品の幅が広がると思います。

《 持ち物 》
水彩道具一式、白のガッシュ(チューブ)、パステル、鉛筆、練り消しゴム、スケッチブック(F6号)、雑巾
※当日画用紙の購入も可能です(B3サイズ1枚50円)

⑪ 現代画家から学ぶ抽象表現(全2日間)
日程:5月3日(日) 5月30日(土)  時間:10:30~16:00 講師:坂口 竜太 定員:18名 受講確定日:3月31日(火)
受講料 15,440円(モデル代込) 油彩 アクリル 男性着衣 モチーフ:写真資料
絵を見た時に「この絵はどうやって描かれたんだろう」と気になったことはありませんか? 基本、画家はその描き方や手法についてあまり話しません。しかし、例えば古典技法の描き方が現在かなりわかってきたことや、印象派の絵の描き方が筆触分割であるという事が解き明かされている様に、研究することでわかることもあります。本講座は様々な画家の描き方、手法を研究実践してきた講師が主に現代に活躍する画家に焦点をあて、その作品がどの様に描かれているかを解説し皆さんの制作に積極的に取り入れていく講座です(模写ではありません)。言ってみれば古典絵画技法講座の現代絵画版です。ただし、技法演習が主ではなく、あくまで普段の絵画制作に生かしていく実践講座です。受講することで画家の描き方、手法が学べ、絵画表現の新しい扉を開くことになるかもしれません。今回は、ヘルナン・バスという画家を参考にして制作します。
※ヘルナン・バス Hernan Bas
1978 年フロリダ州マイアミ生まれ。アメリカ国内をはじめ、ヨーロッパやアジアなどで国際的に活動している。


◆5月3日(日) 詩的な世界のつくりかた―ヘルナン・バス➀ 抽象編―
ヘルナン・バスは、象徴主義や19世紀後半の退廃的な文学作品から深い影響を受け、昆虫や無表情な男性などをモチーフに、物語性に満ちた独自の世界を描いています。抽象性と具象性が交錯する詩的な表現を参考に、自分自身の感覚で「物語を感じさせる魅力的な絵」を描く方法を実践していきます。1日目は風景を抽象的表現で背景として描いていきます。屋内・屋外どちらでもいいです。資料となるもの、風景 ( 森や木が映り込んだもの ) や屋内・屋外の写真、インテリア雑誌等をご持参ください。
《持ち物》
アクリル推奨。油彩との併用も可。画用紙(八つ切り画用紙)または、キャンバス(F10~15号サイズ)、クロッキー帳またはエスキース帳、(6 号前後)、ウエス、カッター、ハサミ、マスキングテープ(幅 12mm~24mm 程度)、油彩道具またはアクリル道具一式、写真資料→風景 ( 木や森が写り込んだもの )・屋外・屋内・インテリア雑誌など

◆5月30日(土) 詩的な世界のつくりかた―ヘルナン・バス➁ 具象編―
男性モデルを描きます。前回描いた抽象的背景の上に、実際の人物を重ねることで、抽象と具象の融合を探ります。構図や色彩の関係性を学びながら、現代アートの表現手法のひとつとして「サンプリング ( 既存の要素を創造的に再利用する )」を実践的に取り入れていきます。抽象表現と具象表現を組み合わせ、詩的な世界へと昇華させるプロセスは、日々の制作にも新たな視点をもたらすでしょう。
《持ち物》
アクリル推奨。油彩との併用も可。画用紙(八つ切り画用紙)または、キャンバス(F10~15号サイズ)、クロッキー帳またはエスキース帳、(6 号前後)、ウエス、カッター、ハサミ、マスキングテープ(幅 12mm~24mm 程度)、油彩道具またはアクリル道具一式

⑫ 1日集中鉛筆デッサン 基礎講座―構図を学ぶ― ★ 初めての方優先講座
日程:5月2日(土)  時間:10:30~16:00 講師:伊東 茂広 定員:18名 受講確定日:3月31日(火)
受講料 6,720円 鉛筆 モチーフ:静物
本講座では、マチスやセザンヌなどの名画を例に構図の特徴と役割を解説したあと、静物モチーフを用いて鉛筆デッサンを行います。構図から感じ取る印象の違いを学びながら、空間のとらえ方やモチーフのボリュームを描くための基本を実習で身につけていきます。これからの絵画制作をより豊かにするための、基礎力を養う講座です。

《 持ち物 》
鉛筆(2B、4B)、ガーゼ、練り消しゴム、画用紙(F10号程度)

⑬ 透明水彩テクニック―スピード水彩① 静物編―
日程:5月7日(木)  時間:10:30~16:00 講師:村山 之都 定員:18名 受講確定日:3月31日(火)
受講料 6,720円 透明水彩 モチーフ:静物 ※平日開催
明るい部分と暗い部分を意識的に分けて描き、モチーフの立体感を効果的につかみます。光と影を整理して観察することで複雑な形も的確にとらえられ、描写のスピードも格段に向上します。本講座では静物を題材にします。明暗を軸とした観察法から形の簡略化、描き出しからトーンの置き方まで、スピーディーに描くプロセスを学び、実践的な表現力へとつなげていきましょう。

《 持ち物 》
透明水彩道具一式、鉛筆(H~HB 程度)、練り消しゴム、ティッシュペーパー、ウォーターフォードやアルシュなどのコットンスケッチブック(ブロックタイプ F4号度)

⑭ 透明水彩テクニック―スピード水彩② 風景編―
日程:6月29日(月)  時間:10:30~16:00 講師:村山 之都 定員:18名 受講確定日:6月2日(火)
受講料 6,720円 透明水彩 モチーフ:風景写真 ※平日開催
光と影のコントラストを意識して描き分けるスピード描写の風景編です。自然の風景に加え、荷車や井戸など人の手による小物をモチーフにします。明暗を整理して観察することで複雑な景色を単純化して捉え、全体像を短時間で描き出す感覚をつかんでいきましょう。講座では遠近や奥行きを意識しながら構図の決め方や描き出しなどを体験し、風景の豊かな表現を習得します。

《 持ち物 》
透明水彩道具一式、鉛筆(H~HB 程度)、練り消しゴム、ティッシュペーパー、ウォーターフォードやアルシュなどのコットンスケッチブック(ブロックタイプ F4号度)、モチーフの風景写真はスクールで用意します。

⑮ 抽象のツボ4:「リズム」ズラす造形と感覚・心理
日程:5月31日(日)  時間:10:30~16:00 講師:藤田 邦統 定員:20名 受講確定日:5月5日(火)
受講料 6,720円 アクリル 鉛筆 木炭
抽象絵画は、突然出現したわけではありません。古典の名画を見れば分かるように、作品に対する作者の感覚の置き換えは、身体表現として作品のディティールに存分に表れています。つまり抽象表現ということです。抽象表現を含む現代絵画は、まさに古典と抽象・写実と感覚のハイブリットで構成されています。そこで、現代絵画の始まり、キュビズムから今に至る造形システムのポイントを押さえて、絵画に効く造形のツボを刺激してみます。
※「抽象のツボ」は前期3回、後期3回のシリーズですが、1講座からご受講可能です。

◆ 抽象のツボ 4:「リズム」ズラす造形と感覚・心理
リズムとは、同様な現象が周期的に反復することで生じる心理です。規則的なくり返しを作る画面にイレギュラーなリズムを取り込んでみると、画面にどんな変化が生じるか実験してみます。リズムを作ってからズラすことで生まれる空間とは?平面の型を使って色と形のリズムをつくり、形と色の変化でズレる空間を作ります。

《 持ち物 》
アクリル道具一式、木炭、鉛筆、白ジェッソ ※木炭紙大白ボール紙の販売あり(1枚 150 円)

⑯ 抽象のツボ5:「レイヤー」層構造とは
日程:6月7日(日)  時間:10:30~16:00 講師:藤田 邦統 定員:20名 受講確定日:5月5日(火)
受講料 6,720円 アクリル 鉛筆 木炭
抽象絵画は、突然出現したわけではありません。古典の名画を見れば分かるように、作品に対する作者の感覚の置き換えは、身体表現として作品のディティールに存分に表れています。つまり抽象表現ということです。抽象表現を含む現代絵画は、まさに古典と抽象・写実と感覚のハイブリットで構成されています。そこで、現代絵画の始まり、キュビズムから今に至る造形システムのポイントを押さえて、絵画に効く造形のツボを刺激してみます。
※「抽象のツボ」は前期3回、後期3回のシリーズですが、1講座からご受講可能です。

◆抽象のツボ 5:「レイヤー」層構造とは
レイヤーとは、異なる風景(色・形・線)がいくつか重なって層が作られます。そしてできるのが風景・空間です。表象から深層を見ることによって、どんな心理的効果をもたらすのか?下層・中層・表層の3層に分けて、重ねる画面を作ってみます。

《 持ち物 》
アクリル道具一式、木炭、鉛筆、白ジェッソ ※木炭紙大白ボール紙の販売あり(1枚 150 円)

⑰ 抽象のツボ6:「地と図」反転する造形と心理
日程:6月28日(日)  時間:10:30~16:00 講師:藤田 邦統 定員:20名 受講確定日:6月2日(火)
受講料 6,720円 アクリル 鉛筆 木炭
抽象絵画は、突然出現したわけではありません。古典の名画を見れば分かるように、作品に対する作者の感覚の置き換えは、身体表現として作品のディティールに存分に表れています。つまり抽象表現ということです。抽象表現を含む現代絵画は、まさに古典と抽象・写実と感覚のハイブリットで構成されています。そこで、現代絵画の始まり、キュビズムから今に至る造形システムのポイントを押さえて、絵画に効く造形のツボを刺激してみます。
※「抽象のツボ」は前期3回、後期3回のシリーズですが、1講座からご受講可能です。

◆ 抽象のツボ3:「テンション」緊張と不安
地とは、形を持たない抽象的な奥行き・広がりです。図とは、具体的な形を持つ図柄です。奥行きを作る地と、形を持つ図。その関係を反転させるプロセスを体験します。見え方が逆転する心理とは?抽象絵画が持つ平面の空間の造形手法のひとつです。

《 持ち物 》
アクリル道具一式、木炭、鉛筆、白ジェッソ、絵皿・紙皿(絵の具を塗る際に使うので深めのもの)、刷毛(できればナイロン 5 ㎝巾程度) ※木炭紙大白ボール紙の販売あり(1枚 150 円)

⑱ マニアックな日本画技法 ―方解末―
日程:5月16日(土) 10:30~16:00 講師:浦上 義昭 定員:18名 受講確定日:4月21日(火)
受講料 7,220円(画材代500円込) 日本画
日本画には、知っていると表現の幅が大きく広がる技法が数多くあります。展覧会で作品を見たとき、「これはどうやって描いているのだろう?」と疑問に感じたことのある方も多いでしょう。今回は画面にアクセントをつくるための大事な素材「方解末」の使い方を紹介します。方解末の適切な使い方で絵の深さや強さが違ってきます。他に「絵具を流す」、「粗い絵具を塗るのではなく振りかける」など、特殊技法を実演しながら解説します。実際の工程を見て、触れて学べるので初めての方でも理解しやすい内容です。日本画表現の奥深さに触れてみましょう。

《 持ち物 》
麻紙を水張りした F6号パネル、水干、岩絵具、水入、布、筆、刷毛、絵皿、モチーフとしてお手本を用意しますが自分で描きたいモチーフがあれば持ってきてください。
※今まで描いた作品、または今後描きたい作品プランへのアドバイスも別途いたします。
※当日、下地の配布があります。
※麻紙ボードや筆の当日販売もあります(麻紙ボード F6号1枚2,420 円)

◆ 準備していただく日本画画材に関しては、喜屋(TEL. 03-3831-8688)、世界堂本店(TEL.03-5379-1111)等の画材店にてご購入・お問い合わせください。

⑲ テンペラグラッサ―ボッティチェッリとミケランジェロの技法―
日程:6月27日(土) 7月11日(土)  時間:10:30~16:00 講師:山田 啓貴 定員:18名 受講確定日:6月2日(火)
受講料 13,740円(画材代300円込) 油彩
テンペラ・グラッサは、卵黄を主成分とするテンペラに少量の油を混ぜた絵具で、油絵具ともテンペラとも異なる透明感と深みのある発色が特徴です。ルネサンスの画家ボッティチェッリは、この技法を用いて「プリマヴェーラ」などに見られる繊細な光と色の調和を表現しました。ミケランジェロの「聖家族」にも、その技法が受け継がれています。本講座では、テンペラ・グラッサの特徴と制作工程を学びながら、その発色や重ね塗りの効果を体験します。モチーフとなる描きたいものの写真をご持参ください。古典技法の理解を通して、現代の制作にも応用できる表現の可能性を探っていきます。

《 持ち物 》
鶏卵(全卵)一個を割り入れたガラス瓶 、ウエス、パレット、パレットナイフ、水彩筆(コリンスキー毛の2号が望ましい)、柔らかめのフィルバート筆数(6~10 号程度)、鉛筆(メモ、下書き用)、顔料(ローシェンナ、テールベルトその他好きな色)、リンシードオイル、F8号シナベニヤパネル表面の板に継ぎ目のないもの推奨、エプロン、モチーフとなる写真。模写も可。
※F8号 MDF ボード先着 9 枚限定で販売あり。希望者は通信欄にご明記ください。

⑳ ゴッホから学ぶ構図とタッチ―デッサン― ★ 初めての方優先講座
日程:7月5日(日)  時間:10:30~16:00 講師:大川 心平 定員:18名 受講確定日:6月9日(火)
受講料 6,720円 鉛筆 モチーフ:風景写真
オランダの画家フィンセント・ファン・ゴッホは、鮮烈な色彩と力強いタッチで知られています。一見すると感情の赴くままに描いているように見えますが、数多く残されたゴッホの素描からは実際にはかなり意識的に空間やタッチの組み立てを考え抜いていたことが分かります。本講座では、彼のデッサンを参考にしながら、鉛筆を使って線の強弱や方向を意識した描写を演習していきます。彼の作品の内容に実感を持つことと、自らの制作にそれを生かすことを目標とします。ゴッホの観察と工夫を手がかりに、鉛筆デッサンの表現を深めていきましょう。

《 持ち物 》
鉛筆(2H、HB、2B、4B)、練り消しゴム、紙やすり、プラスチック消しゴム、カッター、風景の写真(自分で描きたい場所がなければスクールにて用意したものを描く)

㉑ ゴッホから学ぶ構造とヴァルール―色彩表現へ―
日程:8月2日(日)  時間:10:30~16:00 講師:今井 陽子 定員:18名 受講確定日:7月7日(火)
受講料 7,040円(画材代320円込) パステル 鉛筆
モノトーンのデッサンから色彩表現へと進むとき、色を使って立体感や空間を表すことに戸惑うことがあります。ゴッホは油絵にとりかかる前に、短い線や点描を重ねながら構造的なデッサンを行い、画面のリズムや明暗の関係(ヴァルール)を緻密に構築していました。本講座ではその制作プロセスを参考に、オイルパステルを用いて「線から色へ」と移行する体験を行います。最初に選ぶ色数や塗り重ね方には、それぞれの個性が表れます。デッサンを通して培った構造の理解を色彩に生かし、表現の幅を広げていきましょう。

《 持ち物 》
キャンバスボードまたはブロックタイプのスケッチブック(F8号程度)、鉛筆(2B~4B)、カッター、練り消しゴム、オイルパステル(好みの色をバラ売りで購入しても可)、ウエス、A4 サイズに印刷した過去の自作の写真(なければ好みの風景写真でも可)
※スケッチングペンシル 1 本、B3画用紙1枚を当日配布します。

㉒ 絵画研究入門講座 ―画家の目―(全2日間)【友の会限定】
日程:9月6日(日) 9月13日(日)  時間:10:30~16:00 講師:川合 朋郎 定員:18名 受講確定日:8月11日(火)
受講料 15,440円(モデル代込) 女性ヌード コラージュ
絵画制作における基礎であり根幹となる「ものを見る目」「画面を見る目」を鍛え、培うことを目的とした講座シリーズです。観察力とは、物事の状況を注意深く見る力、“気づく” ことです。すなわち、この観察眼が絵画を制作する上で重要であることを自覚することが第一歩となります。人は自分の認識フィルターを通してしか世界をみることができません。自分が認識した事物が自分の世界となり、その世界の中で考え、判断し、行動します。観察眼を養うことはあなたの世界を広げることとなります。
※友の会限定講座です。非会員の方は友の会にご入会いただきます。


◆9月6日(日) パピエ・コレ ~空間をとらえる~
モデルとモチーフを前にして、筆や絵具といった画材で当たり前のように行っている描く行為を、パピエ・コレ技法で行います。簡単に言うと、絵具の代わりに紙をつかってデッサン!です。初回は大きい形からとらえて空間を把握していきましょう。ちぎって貼って、すべて手作業で行います。モチーフの形、色、質感や位置関係を理解するこが重要です。絵画制作の仕事をひとつひとつ改めて認識することができます。
※事前に好きな色、濃い、薄い、鈍い、鮮やか、など色の幅を豊富に集めておいてください。柄があるものも可。切って貼るための紙を集めることからこの講座はスタートします。

◆9月13日(日) 画面との対話 ~手段としてのパピエ・コレ~
モチーフとの対話、画面との対話に重点をおいていきます。ここでもその手段としてパピエ・コレを用います。不慣れなものを使う不自由さの中に、見ることと行うことの難しさを再確認します。モデルだけでなく、画面をよく見ることで次の仕事を認識する→行う→確認することを繰り返し行います。リアリティを追求していきましょう。新しい発見や感覚を得るきっかけとなり、習慣や惰性から脱却する講座です。

《共通持ち物》
絵の具は一切使いません。和洋問わず多種多様な紙素材(切って貼れるもの、布等も可)をたくさんご持参ください(包装紙、雑誌切り抜き、販売されている色紙等)。糸 、接着剤(木工用ボンド、アクリルメディウムなど)、ペインティングナイフ(接着剤塗布用)、エスキース用のクロッキー帳、筆記用具※黄ボールボードの販売あり(1 枚150 円)

㉓ 半抽象・半具象のメソッド ―立体感と平面性―
日程:9月20日(日)  時間:10:30~16:00 講師:出射 茂 定員:18名 受講確定日:8月25日(火)
受講料 6,720円 油彩 不透明水彩(ガッシュ) アクリル モチーフ:静物・写真
空間表現は「空間をどう扱うか」という方法であり、必ずしも立体的に描くことを意味しません。実際、平面性を重視しながらも、豊かな絵画空間を成立させている作品は多くあります。フランスの画家ニコラ・ド・スタールやピエール・ボンコンパンを参考例に挙げながら、その平面性の魅力の秘密を探ります。立体感と平面性の必然に迫ります。

《 持ち物 》
油彩・ガッシュ・アクリル絵具などの着彩道具一式(アクリルが好ましい)、画材に合わせた支持体(F10号キャンバス・ボード・スケッチブック・厚紙など)

㉔ 内田あぐり+工藤丈輝 ムーヴィング・ドローイング【友の会限定】
日程:9月22日(火)  時間:10:30~16:00 講師:内田あぐり 定員:18名 受講確定日:8月25日(火)
受講料 8,720円(モデル代込) 鉛筆 男性ヌード 着彩画材自由
動いているモデルを描くためには、静止しているポーズとは別の観察力・集中力が必要です。国内外で活躍中の舞踏家の工藤丈輝さんをモデルに迎え、舞踏家の動く体と顔を「動と静―人間を描く」というテーマで描くことにチャレンジします。内田先生は実際にモデルを前にして多くのドローイングを行うことで、作品のイメージを生み出しています。先生と一緒に実践してみましょう。
※友の会限定講座です。非会員の方は友の会にご入会いただきます。

《午前》
10:30 ~ 上野の森アートスクールアトリエ集合(※時間厳守)、講師による説明とデモンストレーション

《午後》
12:30〜15:30 ムービング・ドローイング
15:30~ 講評会

《 持ち物 》
筆記用具、クロッキー帳またはスケッチブック、ドローイングの画材は自由(木炭、鉛筆、ペン、水彩、墨、新鳥の子紙など)
机や椅子を使わずに床で描きますのでシートや新聞紙などをご持参ください。

お申込みを行う場合は、下記「受講規定」を最後までお読みいただき にチェックを入れて「申込画面に進む」ボタンを押してください。

受講規定

◆お申し込み

  • 上野の森美術館友の会会員/一般にかかわらずお申し込み可能です。ただし、一部友の会限定の講座があります。
  • 申込ページの全ての項目に入力し受講規定にご同意の上お申し込みください。
  • 申し込みを受理しましたら、「受付状況」をメールまたはFAXでお知らせいたします。メールまたはFAXのご登録がない場合は「受付状況」のお知らせはありません。必ずどちらかのご登録をお願いします。

◆上野の森美術館 友の会特典 【優先申込】/ ★印の講座は初回受講者優先

  • 友の会会員の方は、友の会優先講座 (先着順マーク 、★印以外 ) を受講確定日までにお申し込みいただくと、先着順
  • で受け付けいたします。
  • 友の会入会(新規・更新)をご希望の場合は、申込書の記入欄「友の会入会」に ✓ をしてください。講座のお申し込みのみ、友の会優先として受け付けいたします。講座の開催月以前にその他の友の会特典をご希望の場合、別途入会手続きをお願いいたします。友の会特典につきましては上野の森美術館ホームページをご覧ください。
  • 友の会会費(3,500 円 / 有効期限 1 年)は受講料とともにご請求いたします。友の会有効期限内の方は有効期限1か月前にお送りする更新のお知らせをお待ちください。
  • ★印のある講座は、当スクールの講座を初めて受講される方が優先(先着順)で受講できる講座です。
  • 友の会限定の講座は、友の会へご入会いただきます。受講日に期日が切れている場合は更新をお願いします。

◆会場・時間・受付

  • 会場:上野の森美術館別館3階アトリエ
  • 時間:10:30~16:00(昼休み1時間あり)夜間や一部の講座は時間が異なります。各講座ページにてご確認ください。
  • 受付:講座開始30分前より当館1階警備カウンターで行います。受講証(シール)をお渡しします。
  • 受講証は見えるところに貼ってください。友の会会員は、会員証とともに携帯してください。また、休憩などで外出から戻る際には、受講証を美術館入り口でご提示ください。提示がない場合には入館をお断りする場合があります。
  • 事務所対応時間および退館時間は講座終了30分後までとなります。

◆受講確定

  • お申し込みの受付状況、受講料、お支払いに関するお知らせはメールまたはFAXでいたします。
  • メール登録と受信設定のご確認をお願いいたします。ご登録のある方には、 受講確定日に「受講料のお知らせ」、 「お支払いに関するお知らせ」の2通のメールを@ueno-mori.orgよりお送りします(no-reply@のメールは返信不可)。メールによるキャンセル、その他の連絡は受け付けておりません。
  • メール登録のない方(不達の場合も含む)、コンビニ専用振込用紙でのお支払いをご希望の場合は郵送いたします(別途手数料300円/再発行手数料200円)。申込書の郵送希望欄へ ✓ を入れてください。なお、受講日までに時間の余裕がない場合はこの限りではありません。
  • 希望講座が満員の場合、キャンセル待ちのご連絡をいたします(メール・FAXのみ)。
  • 各講座原則定員18名とします。
  • 受講料は講座により異なりますので、各講座ページをご確認ください。記載金額はすべて税込みです。
  • 友の会優先と★初回優先の講座に空席がある場合、一般のお申し込みでも受講可能です。なお定員数を超えた場合は抽選を行います(受講確定日は各講座ページに記載)。
  • 受講確定日以降に空席がある講座は先着順で受け付けます。

◆お支払い

「受講料のお支払いに関するお知らせ」 をご確認ください。

  • メールでご請求する場合は、オンラインクレジット決済、銀行振込(ペイジー)、コンビニでのお支払い、全て手数料がかからずご利用いただけます。メールの案内に従い、お支払いをお願いします。
  • 支払期日までにお支払いください。お支払いが遅れる場合、または受講をキャンセルされる場合はお電話にてご連絡ください(メール不可)。また、ご入金後のキャンセルは返金できませんのでご注意ください。
  • 一度お支払いいただきました受講料・会費は返金いたしませんのであらかじめご了承ください。
  • 特定商取引法に基づく表記はこちらをご確認ください

◆【重要】講座での注意事項

  • 講座内での録音、録画、写真撮影はお断りしています。それにともなうトラブルに関してスクールでは責任を負いかねます。携帯電話はマナーモード等に設定いただき、ご使用はアトリエの外でお願いします。
  • モデルの撮影はできません。モデル講座時のアトリエ内では、スマートフォンやタブレット等電子機器は使用禁止です。かばんの中にしまってください。
  • モデルのポーズ中は入退室できません。休憩時間までお待ちください。

◆講座内容等の変更、開催中止(延期)について

  • 各講座はカリキュラムに基づいて行いますが、日時、内容に変更が生じる場合があります。変更による経費の増減があった場合は追加集金、または返金をします。
  • 自然災害等やむを得ない事情で講座が中止になった場合は、延期して開催し、その開催ができなかった場合は返金します。
  • 延期開催に出席できない場合、受講料の返金はできませんのであらかじめご了承ください。
  • お申し込みがきわめて少数の講座は、開催を中止する場合があります。

◆画材・作品等の取り扱いについて

  • 事前に画材を送られる場合は、お電話にてご連絡ください。
  • 制作サイズの上限はS100号(162.0×162.0㎝)までとし、額縁をつけない状態に限ります。
  • キャンバス木枠の組み立てや、キャンバスを張る作業など、音が階下に響く作業は行わないでください。
  • 道具や作品は各日にお持ち帰りください。アトリエに置いておくことはできません。
  • 紛失防止のため、作品や描画材、スケッチブック等の持ち物には必ず氏名を記入してください。

◆その他

  • 欠席された場合の振り替え受講はできません。
  • 受講は申込者本人に限ります。18歳未満の方は保護者の同意が必要となります。
  • 貴重品はご自身で管理をお願いします。当スクールでは盗難、紛失、破損に対して一切の責任を負いかねます。
  • 館内・教室内での物品販売、斡旋、勧誘、金品授受、営業等の行為は固くお断りします。
  • 講師への贈物等、お心遣いは無用です。金品の徴収はご遠慮ください。
  • 器物を破損させた場合は実費をもって賠償していただきます。また、故意と判断された場合は受講をお断りします。
  • 当スクールの備品等を外部に持ち出すことはできません(個人的な貸し出しはいたしません)。
  • 教室内での飲食はできますが、入館の際、飲食物は袋等に入れてお持ちください。
  • 野外でのスケッチ講座等、カリキュラムに明記されている場合を除き、教室外での制作はできません。

◆次のような行為が認められた時は、受講のお断り、退会勧告をする場合がありますのでご留意ください。

  • 講座の運営に支障をきたす言動をした場合
  • 他の受講者や講師の迷惑となる行為、スタッフの業務の妨げとなる行為があった場合
  • 当スクールの協力依頼を正当な理由なく拒否または無視された場合
  • 「受講規定」に反する言動を行った場合
  • その他迷惑行為、法令または公序良俗に反する行為があった場合