上野の森美術館

有栖川宮・高松宮 ゆかりの名品 2013年5月21日(火) → 7月14日(日)

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あと5日ですよ。

2013年7月9日

いよいよ会期もあと5日となりました!!
チケットを持っている人はいませんか~?
期限が切れないうちに来てくださいねー。

さて、先週の金曜日にゲストによるギャラリートークの最終回を報告しましたが、
12日金曜日に、学芸員によるトークの開催が決まりました。
これがホントに最後のトークです。

時間は17:30からです。
当日券などの展覧会の入場券が必要ですが、展示にまつわる色々なことが聞けると思います。ご参加お待ちしてます!

ポストカード

2013年7月7日

おすすめのオリジナルグッズを紹介するシリーズ。
今回はオリジナル・ポストカード(大判200円)です。


有栖川宮家の御紋が入ったディナーセットの中からピックスタンド(楊枝立て)を集合させたデザインです。

<ちょっとそのまえに・・・>
ディナーセットの展示では、2人分のセットをテーブルに見立てた一つの台の上に再現しています。
コースではグラスやカップが順番に出てきますが、ここでは全てをお見せする為に一度にセッティングしています。
また、なんと言っても有栖川宮家の家紋が食器にもグラスにも、フォークやスプーンにも
ほぼすべてに入ってますすので、同じ方向から見ていただけるように置かれているのです。
カップの位置やカップの取っ手の方向が「チョット違うわ」とか、「フォークの向きがチョットちがうわ」
など思われた方はさすがです。
違う訳なのです。一度にみていただくものなので。。

さて、前置きがながくなりましたが、ポストカードのピックスタンドは、台の端一列に並べてあります。
ピック(楊枝)を刺す為の穴が沢山空いているので、塩・こしょう入れだと思われる方も多いようです。

塩入れでもこしょう入れでもないのですよ。
なぜこの形なのかは、よくわかりませんがチョットおかしなキャラクターたちです。
展示をよくみて、おみやげは迷わずポストカードを!
おすすめです。

ギャラリートーク<その4>

2013年7月5日

本展ギャラリートーク、最終回は鶴見大学教授で主に江戸時代の漆工を専門とされている小池富雄先生のお話でした。
7月5日(金)に開催しました。



展示室2階のおひな様がある場所でお話をうかがいました。
おひなさまは、平安以降のいろいろな時代の様式が集成されて、江戸時代の大名文化のなかで完成されたものが、
明治、大正と受け継がれてきたそうです。展示されている<高松宮喜久子妃所用 内裏雛飾り>は昭和5年に制作されたものです。
時代の様式を探しながらみて行くのも面白いかもしれませんね。

今回のお話は、「近代国家をめざした明治時代における工芸の役割」について、
少し難しくなりそうな内容を穏やかな語り口でわかりやすくお話くださいました。

参加してくださったみなさま、ありがとうございました。

*次回は最後の学芸員のギャラリートークを予定してます。