2013年7月5日
本展ギャラリートーク、最終回は鶴見大学教授で主に江戸時代の漆工を専門とされている小池富雄先生のお話でした。
7月5日(金)に開催しました。
展示室2階のおひな様がある場所でお話をうかがいました。
おひなさまは、平安以降のいろいろな時代の様式が集成されて、江戸時代の大名文化のなかで完成されたものが、
明治、大正と受け継がれてきたそうです。展示されている<高松宮喜久子妃所用 内裏雛飾り>は昭和5年に制作されたものです。
時代の様式を探しながらみて行くのも面白いかもしれませんね。
今回のお話は、「近代国家をめざした明治時代における工芸の役割」について、
少し難しくなりそうな内容を穏やかな語り口でわかりやすくお話くださいました。
参加してくださったみなさま、ありがとうございました。
*次回は最後の学芸員のギャラリートークを予定してます。