And Zone−「と」の空間に火をつける 泉イネ と林道郎と廣田あつ子と中村恩恵とDance Sanga

美術家の泉イネ、美術批評家の林道郎、ダンサーの廣田あつ子、そしてダンサー・振付家の中村恩恵が主宰するDance Sangaによる、絵と言葉とダンスの「立体交差的」セッション。
2011年夏に HIGURE 17-15 cas で初めて試みたコラボレーションをさらに充実させ、3回連続でおこないます。

異なるジャンルの精鋭たちが同じ時空を共有しながら対話的パフォーマンスを積み重ね、互いのあいだ、観客とのあいだ、「and」の領域に、表現の火を次々と灯していきます。ささやき、共振、すれ違い、融合、切磋……、無数の渦を起こしながら、空間全体を新しい表現の「磁場」へと変容させていきます。スリリングな創造の現場にご参加ください。

開催概要

セッション 「朝:時差の光」
  2012年2月10日(金) 18:00 〜 19:30 *終了しました
「昼:磁場の眺め」
  2012年2月11日(土) 14:00 〜 15:30 *終了しました
「夜:接触の淵」
  2012年2月13日(月) 18:00 〜 19:30 *終了しました
会  場上野の森美術館 ギャラリー
主  催上野の森美術館
協  賛mt masking tape ヤマトロジスティクス株式会社
協  力印刷デザイン:菊地敦己、コスチュームアート:成田久、
施工:小澤洋一郎(HIGURE17-15cas)

泉イネのドローイングやセッションで描いた絵は下記の日時にもご覧になれます。

2012年2月12日(日)、13日(月)、14日(火) 12:00 〜 17:00 〈入場無料〉
会 場:上野の森美術館 ギャラリー(セッションと同じ)

セッションイメージ

罫線

出演者プロフィール

泉イネ Izumi Ine
東京芸術大学美術学部絵画科油画卒業。2000〜2007年まで紺泉として、2008年以降は泉イネとして活動。本や雑誌からモチーフを切り取り、精緻に描いた装飾的な画風で注目される。おもな展覧会にナガミネプロジェクツ、HIGURE 17-15 cas などでの個展、「MOTアニュアル2002」(東京都現代美術館)、「紺泉 ある庭師−多分のひととき」(原美術館)など。メゾンエルメスのウィンドウデザイン、香蘭社の皿のデザインも手がける。最近は本好きな架空の「未完本姉妹」を主題にした物語性のあるプロジェクト、ある家族をモチーフにした「コサージュもしくは情のような型」の絵のシリーズなどを展開している。

林道郎 Hayashi Michio
上智大学国際教養学部教授。美術史および美術批評。おもな著作に、連載「美術史を読む」(『美術手帖』1996年1月〜6月)、「演劇性(劇場性)をめぐって」(『Saison Art Program Journal』7号、2001年)、『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない』(全7冊、ART TRACE、2003〜2010年)、『シュルレアリスム美術を語るために』(鈴木雅雄との共著、水声社、2011年)などがある。2011年、松浦寿夫との共同編集で『ART TRACE PRESS』を創刊。

廣田あつ子 Hirota Atsuko
学習院大学文学部フランス文学科卒業。2年間のニューヨーク生活を経て、Dance Company Nomade~sとの創作活動、ヨーロッパ公演ツアーに参加。 ソロとしても実験的なパフォーマンスで独自の世界を深め、リュート奏者高本一郎との共演など活躍の場を広げている。 2004年より自身のプロデュース公演を立ち上げ、「雲の通い路」、「霧ノ衣」、「ひかりの素足」を上演。第1回鎌倉芸術祭、2009年越後妻有大地の芸術祭参加。

中村恩恵 Nakamura Megumi
イリ・キリアン率いるネザーランド・ダンス・シアターにて活躍後、オランダを拠点に活動。2000年オランダGolden Theater Prize受賞。2001年キリアン振付「ブラックバード」(さいたま芸術劇場)上演、ニムラ舞踊賞受賞。2007年Dance Sanga設立。Noism 07「Waltz」やNBAバレエ団、野間バレエに出演。ダンストリエンナーレTOKYO2009にてソロ「ROSE WINDOW」などを上演。「黒い花」(共演:熊川哲也)と「The Well-Tempered」(共演:首藤康之)で2011年文化庁芸術選奨文部科学大臣賞、および江口隆哉賞受賞。

写真撮影:長塚秀人