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PLAYBACK VOCA 1994 - 2012

1994年に始まったVOCA(ヴォーカ)展は、2013年で20周年を迎えます。全国の美術館学芸員、ジャーナリスト、研究者など40歳以下の若手作家の推薦を依頼し、その作家が平面作品の新作を出品するという方式により、全国各地から未知の優れた才能を紹介してきました。この20年のうちに平面の捉え方も時代と共に変化し、VOCA展は、まさに今日の美術を見せてきたといえます。

ここでは、1994年から2012年までをふりかえって、VOCA展と受賞作品を紹介します。

≫ VOCA展の刊行物一覧

  • VOCA展2012 第19回 開催概要:   「VOCA展2012」には34名の作家が出品しています。このなかから7名の選考委員によりVOCA賞1名、VOCA奨励賞2名、佳作賞2名が選ばれました。また、大原美術館賞が館の選考により決定しました。本展には絵画のほかにも写真、映像、半立体的な作品と、さまざまな素材と手法を用いた作品が並びます。それらは一見混沌とした多様牲を見せていますが、多くの出品作に共通するのは、絵画とは平面作品とはなにか、という根本的な問いから出発していることでしょう。たとえば、自分が生きる「世界」の見方と描き方を原理的に問う絵画、美術の歴史を参照しながら、描く行為そのものをテーマにした作品、また、デジタル技法でオーソドックスな絵画の技法に迫るものなど、注目すべき試みが随所に見られます。それぞれの作家が絵画や平面作品の新しい可能性に真摯に取り組んだ、個性豊かな成果を「VOCA展2012」でご覧ください。
  • 作家一覧:   池森 暢昌 榎本 耕一 呉 夏枝 大成 哲 奥村 雄樹 尾家 杏奈 柏原 由佳 椛田 ちひろ 桑久保 徹 小村 希史 近藤 智美 鈴木 星亜 関根 直子 五月女 哲平 高橋 芙美子 高橋 ゆり 武居 功一郎 竹中 美幸 田中 千智 津田 直 永岡 大輔 永禮 賢 濱田 樹里 堀川 すなお 前沢 知子 松下 徹 松本 三和 三浦 洋子 宮地 明人 宮本 佳美 山内 光枝 山田 郁予 吉濱 翔 ワタリドリ計画(麻生知子・武内明子)
  • 選考委員:   高階 秀爾(選考委員長/大原美術館館長) 酒井 忠康(世田谷美術館館長) 建畠 晢(京都市立芸術大学学長) 本江 邦夫(多摩美術大学教授) 神谷 幸江(広島市現代美術館学芸担当課長) 光田 由里(美術評論家) 南嶌 宏(女子美術大学教授)
  • VOCA賞
    鈴木 星亜「絵が見る世界11_03」

  • VOCA奨励賞
    桑久保 徹「Study of mom」

  • VOCA奨励賞
    武居 功一郎「Untitled (adaptation)」

  • 佳作賞
    大成 哲「まねび No.6」

  • 佳作賞・大原美術館賞
    柏原 由佳「21 ’19」「クルイスク」

  • VOCA展2011 第18回 開催概要:   今回の「VOCA展2011」では、全国各地から推薦された36人の作家が出品し、2010年12月に行なわれた選考会によって、VOCA賞1名、VOCA奨励賞2名、佳作賞2名、大原美術館賞1名が決定しました。今回も全体の傾向として具象表現が優勢な印象をうけます。受賞作のなかにも見られるように日常と非日常、現実と夢や想像のあいだを行き来する要素が並び合わされて、読み解きを促すような謎めいた物語性を感じさせます。
  • 作家一覧:   青山 悟 浅倉 伸 阿部 岳史 雨宮 庸介 安藤 由佳子 石塚 源太 市川 武史 伊藤 遠平 上田 暁子 大竹 司 小川 豊 小沢 さかえ 片山 高志 門田 光雅 クサナギ シンペイ 熊澤 未来子 熊野 海 小池 真奈美 後藤靖香 コバヤシ 麻衣子 坂川 守 佐竹 龍蔵 佐藤 純也 澤田 明子 関口 正浩 高石 晃 戸谷 森 中山 玲佳 花澤 武夫 パラモデル 冬耳 水田 寛 森 千裕 山下 耕平 山本 聖子 横野 健一
  • 選考委員:   高階 秀爾(選考委員長/大原美術館館長) 酒井 忠康(世田谷美術館館長) 建畠 晢(京都市立芸術大学学長) 本江 邦夫(多摩美術大学教授) 光田 由里(美術評論家) 南嶌 宏(女子美術大学教授)
  • VOCA賞
    中山 玲佳「或る惑星」

  • VOCA奨励賞
    後藤 靖香「あきらめて」

  • VOCA奨励賞
    森 千裕「Eternal Itching(SAYONARA)」

  • 佳作賞
    熊澤 未来子「より未来へ」

  • 佳作賞
    澤田 明子「ヒア」

  • 大原美術館賞
    上田 暁子「あふれて入口、あふれて出口」「とある熱を通り抜ける」

  • VOCA展2010 第17回 開催概要:   「VOCA展2010」には35名の作家が絵画、写真、ドローイング、オブジェなどによる力作を出品しています。このなかから7名の選考委員によりVOCA賞1名、VOCA奨励賞2名、佳作賞2名が選ばれました。また、大原美術館賞が館の選考により決定しました。今回のVOCA展でも「具象」表現が大半を占めています。その傾向はきわめて多様ですが、たとえば受賞作のなかにも見られるように描く行為と写真の技法を融合させたもの、絵画にあっても写真・映像的な揺らぎや動きを備えたものが目を惹きます。さらに、こうした揺らいで浮遊するような表現は現実社会への不安や違和感をつよく映し出していることも特徴といえるでしょう。
  • 作家一覧:   朝海 陽子 朝地 信介 石川 直樹 市川 孝典 伊藤 彩 薄久保 香 耘野 善之 遠藤 俊治 大浦 和代 大野 智史 大庭 大介 利部 志穂 風間 サチコ 清川 あさみ 齊藤 芽生 阪田 清子 坂本 夏子 櫻井 伸也 佐藤 允 TETTA 竹﨑 和征 多和田 有希 長井 朋子 中谷 ミチコ 名知 聡子 西山 裕希子 平下 英理 船井 美佐 ましもゆき 水谷 一 三宅 砂織 柳澤 顕 山本 理恵子 和田 典子 渡部 裕二
  • 選考委員:   高階 秀爾(選考委員長/大原美術館館長) 酒井 忠康(世田谷美術館館長) 建畠 晢(京都市立芸術大学学長) 本江 邦夫(多摩美術大学教授) 光田 由里(美術評論家) 南嶌 宏(女子美術大学教授)
  • VOCA賞
    三宅 砂織「内緒話」「ベッド」

  • VOCA奨励賞
    中谷 ミチコ「そこにあるイメージ I」「 そこにあるイメージ II」

  • VOCA奨励賞
    坂本 夏子「BATH, L」「 Funicula(仮題)のための習作 b」

  • 佳作賞
    清川 あさみ「HAZY DREAM」

  • 佳作賞・大原美術館賞
    齋藤 芽生「密愛村 ~ Immoralville」

  • VOCA展2009 第16回 開催概要:   「VOCA展2009」には35作家が出品します。このなかから6名の選考委員によりVOCA賞1名、VOCA奨励賞2名、佳作賞2名が選ばれました。また、大原美術館賞と府中市美術館賞各1名が決定しました。今回のVOCA展は、写真や映像を使ったものがほとんどみられず、「描く」行為に徹した作品が多いのが特色です。個々の技法や表現は多様ですが、全体に、絵画というものを原点に戻って見直そうとするつよい意思が感じられるのです。若い作家たちが日常的に「描く」ことから生み出している豊かな成果、それを今回のVOCA展では見ることができるでしょう。
  • 作家一覧:   浅井 裕介 麻生 知子 池谷 保 今津 景 梅津 庸一 樫木 知子 苅谷 昌江 川見 俊 小金沢 健人 五木田 智央 小西 紀行 櫻井 りえこ 佐藤 修康 鈴木 ヒラク 田尾 創樹 高木 こずえ 竹村 京 田中 宏美 田中 幹 生川 晴子 名和 晃平 根岸 文子 橋本 トモコ 伴戸 玲伊子 平川 渚 風能 奈々 福永 大介 藤田 桃子 船井 美佐 まつながえみ 三瀬 夏之介 吉岡 千尋 渡邊 慶子 渡邊 陽平 和田 絢
  • 選考委員:   高階 秀爾(選考委員長/大原美術館館長) 酒井 忠康(世田谷美術館館長) 建畠 晢(国立国際美術館館長) 本江 邦夫(多摩美術大学教授・府中市美術館館長) 逢坂 恵理子(森美術館アーティスティック・ディレクター) 南嶌 宏(女子美術大学教授・熊本市現代美術館館長)
  • VOCA賞
    三瀬 夏之介「J」

  • VOCA奨励賞
    樫木 知子「屋上公園」「ふくろのウサギ」

  • VOCA奨励賞竹村 京「dancing N.N. at her room and at the same time in a library in Berlin」

  • 佳作賞
    今津 景「COSMOPOLITAN 」

  • 佳作賞
    櫻井 りえこ「あやとり」「金魚のおはか」

  • 大原美術館賞
    淺井 裕介「人」「今日は今日」「植物」

  • 府中市美術館館長賞
    高木 こずえ「ground」

  • VOCA展2008 第15回 開催概要:   「VOCA展2008」には36名の作家が出品しました。このなかから5名の選考委員によりVOCA賞1名、VOCA奨励賞2名、佳作賞2名が選ばれました。また、大原美術館賞と府中市美術館賞各1名が決定しました。出品作品は絵画から版画、写真、映像まで多様で、「絵画」と括られるなかでも、油彩のほか顔料、染料、鉛筆などじつにさまざまな素材や手法が用いられています。また、具象的な表現においても多くの作品が曖昧さを残し、多義的な解釈を促していることもひとつの特徴といえるでしょう。若い作家たちが平面作品にどのような新しい可能性を探っているのか、作家それぞれの視点や問題意識、さらには現在の美術の動向を、今回のVOCA展でも見ることができるでしょう。
  • 作家一覧:   天野 亨彦 猪狩 雅則 伊藤 雅恵 岩熊 力也 及川 聡子 片山 博文 川上 幸之介 川口 奈々子 阪本 トクロウ 笹岡 啓子 三宮 一将 椎名 勇仁 下道 基行 ジャンボ スズキ 須藤 由希子 関根 直子 俵 萌子 千葉 正也 遠山 裕崇 中西 信洋 根間 智子 常陸 活志 平井 千香子 藤原 裕策 藤原 由葵 裵 相順 堀 由樹子 水村 綾子 元田 久治 森迫 暁夫 森本 絵利 安田 悠 山内 崇嗣 山本 桂輔 横内 賢太郎 渡辺 依理
  • 選考委員:   高階 秀爾(選考委員長/大原美術館館長) 酒井 忠康(世田谷美術館館長) 建畠 晢(国立国際美術館館長) 本江 邦夫(多摩美術大学教授・府中市美術館館長) 逢坂 恵理子(森美術館プログラムディレクター) 南嶌 宏(女子美術大学教授・熊本市現代美術館館長)
  • VOCA賞
    横内 賢太郎「Book-CHRI IMOCE」「Book-CHRI FFTC」

  • VOCA奨励賞
    笹岡 啓子「Fishing」

  • VOCA奨励賞
    川上 幸之介「Resort 3」「Combined pumping station and dry cooling tower」

  • 佳作賞
    藤原 裕策「from SKY」「to the SKY」

  • 佳作賞
    伊藤 雅恵 「忘れないアクシデント」

  • 府中市美術館館長賞
    関根 直子「パノラマ」

  • 大原美術館賞
    岩熊 力也 「reverb(祈る手殺める手、兎、野犬、鳥)」「reverb(群れ、女)」

  • VOCA展2007 第14回 開催概要:   今年の展覧会には36作家が出品します。このなかから5名の選考委員によりVOCA賞1名、VOCA奨励賞2名、佳作賞2名が選ばれました。また、大原美術館賞と府中市美術館賞各1名がそれぞれの美術館から贈られました。出品作品のなかには、絵画のほか、版画、写真、インスタレーション的な造形など、さまざまな試みが見られますが、今回は比較的オーソドックスな具象画、日本画の伝統を取り入れたもの、よりひそやかで繊細な表現などが目立つように思います。若い気鋭の作家たちが絵画や平面作品にどのような可能性を探っているのか、「VOCA展2007」では、現在の美術の状況を映し出した作家それぞれの問題意識や個性的な手法を見ることができるでしょう。
  • 作家一覧:   會田 千夏 阿部 亮平 池田 光弘 石井 礼子 磯邉 一郎 入江 明日香 岩堀 敏行 江本 幸恵 金氏 徹平 神谷 徹 黒嶋 亮子 小林 志保子 小林 達也 嵯峨 篤 佐々木 愛 佐々木 加奈子 佐々木 里加 塩保 朋子 清水 亮輔 菅野 まり子 傍嶋 崇 田口 和奈 寺島 みどり 中岡 真珠美 波田 浩司 樋口 佳絵 ヒラタ シノ 町田 久美 松田 豊美 宮﨑 勇次郎 森本 美絵 山口 晃 山下 律子 山城 知佳子 山本 太郎 吉賀 あさみ
  • 選考委員:   高階 秀爾(選考委員長/大原美術館館長) 酒井 忠康(世田谷美術館館長) 建畠 晢(国立国際美術館館長) 本江 邦夫(多摩美術大学教授・府中市美術館館長) 宮崎 克己(美術史家)
  • VOCA賞
    山本 太郎「白梅点字ブロック図屏風」

  • VOCA奨励賞
    傍島 崇「ハナサナイ」「ササエル」

  • VOCA奨励賞
    池田 光弘「untitled」

  • 佳作賞
    中岡 真珠美「slit」「echoes」

  • 佳作賞
    田口 和奈「その悲しい知らせ」

  • 府中市美術館館長賞
    山口 晃「木のもゆる」

  • 大原美術館賞
    樋口 佳絵「耳障りな音」「呼吸法」

  • VOCA展2006 第13回 開催概要:   VOCA展ではこれまで数多くのすぐれた作家を紹介してきました。それと同時に、「平面作品」という枠組みをとおして、その時代の美術家の意織をヴィヴィッドに映し出してきたといえるでしょう。10年以上の歴史を経て、VOCA展の傾向も明らかに変化しています。すでに出品作家の大半が70年代、80年代生まれの新しい世代となり、出品作には映像やデジタル・イメージの浸透、具象への自由なアブローチ、より繊細で洗練された表現などが多く見られます。今年の展覧会には37作家が出品します。このなかから6名の選考委員によりVOCA賞1 名、VOCA奨励賞2 名、佳作賞2名が選Iまれました。また、大原美術館賞と府中市美術館賞がそれぞれ1 名の作家に贈られました。若い作家たちが絵画や平面作品にどのような問題意識をもって臨んでいるのか。「VOCA展2006」では、作家それぞれの個性的なヴィジョンや新鮮な創意を見ることができるでしょう。
  • 作家一覧:   青木 克世 泉 孝昭 兼 未希恵 河﨑 まゆ子 鬼頭 健吾 木原 千春 小西 真奈 小橋 陽介 佐伯 洋江 島村 敏明 鈴木 俊輔 高 幹雄 髙木 紗恵子 高橋 万里子 千葉 奈穂子 妻木 良三 津村 陽子 豊泉 綾乃 豊富 春菜 永原 トミヒロ 中山 徳幸 流 麻二果 西原 功織 蜷川 実花 橋爪 彩 長谷川 冬香 花澤 洋太 浜田 涼 春木 麻衣子 藤本 英明 ロバート・プラット 室井 公美子 山田 純嗣 山本 晶 楊 雅淳 横山 博之 渡辺 郷
  • 選考委員:   高階 秀爾(選考委員長/大原美術館館長) 酒井 忠康(世田谷美術館館長) 建畠 晢(国立国際美術館館長) 本江 邦夫(多摩美術大学教授・府中市美術館館長) 松井 みどり(美術評論家) 南 雄介(国立新美術館設立準備室主任研究官)
  • VOCA賞
    小西 真奈「キンカザン1」「キンカザン2」

  • VOCA奨励賞
    佐伯 洋江「Untitled」

  • VOCA奨励賞
    Robert Platt「Rendezvous」

  • 佳作賞
    兼 未希恵「嵐ノ上ハ深ク静カナ空」

  • 佳作賞・府中市美術館館長賞
    高木 紗恵子「Untitled」

  • 大原美術館賞
    蜷川 実花 「he otherside」

  • VOCA展2005 第12回 開催概要:   今年のVOCA展には37作家が出品します。このなかから5名の選考委員によりVOCA賞l 名、奨励賞2名、佳作賞2名が選ばれました。また、新設された大原美術館賞と府中市美術館賞がそれぞれl 名の作家に贈られました。美術を取り巻く環境や社会の変化を反映してか、今回のVOCA展は例年にもまして多様で、これまでとはかなり傾向の異なる作品が目をひきます。若い作家たちが現代の人間や社会の姿をどのようにとらえ表現しているか、また、絵画あるいは平面という条件とどのように向き合い、新しい可能性を探ろうとしているのか。「VOCA展2005」は現代美術の問題意識を浮かび上がらせ、未知の才能に出会うエキサイティングな場となるでしよう。
  • 作家一覧:   荒井 経 石井 健太郎 居城 純子 内海 聖史 小川 敦生 片岡 健二 金田 勝一 北村 英哲 工藤 春香 工藤 麻紀子 久保田 香 鯉江 真紀子 齋藤 芽生 澤田 知子 柴川 敏之 下薗 城二 城田 圭介 新明 史子 鷹取 雅一 立花 文穂 田中 みぎわ 千々岩 修 手塚 愛子 中川 トラヲ 長沢 明 中村 桂子 中谷 ゆうこ 羽毛田 優子 浜竹 睦子 日野 之彦 廣岡 茂樹 裵 相順 町田 久美 森山 明 山口 智子 山城 芽 米原 昌郎
  • 選考委員:   酒井 忠康(世田谷美術館館長) 本江 邦夫(多摩美術大学教授・府中市美術館館長) 天野 一夫(京都造形芸術大学芸術学部教授) 塩田 純一(東京都庭園美術館学芸担当課長) 松井 みどり(美術評論家)
  • VOCA賞
    日野 之彦「あおむけ」「口に両手」

  • VOCA奨励賞
    居城 純子 「N34.21.29」「E135.52.13」

  • VOCA奨励賞
    中川 トラヲ「風が吹いて そして すべて終わりさ」

  • 佳作賞
    羽毛田 優子「滲(NIJIMI)」

  • 佳作賞
    手塚 愛子「織られたもの―"もろさ"とともに」「織り直し」

  • 大原美術館賞
    鯉江 真紀子「Untitled(P-37)」

  • 府中市美術館館長賞
    田中 みぎわ 「風のきよら」

  • VOCA展2004 第11回 開催概要:   10年というひとつの区切りを終えたいま、平面表現へのフォーカス、若手作家の育成、メセナ活動という基本的な方針は継続しながら、より若い世代の感性を汲み取れるように選考委員や賞をリニューアルしました。今年のVOCA 展には36作家の作品が展示されます。今回もまた新しい才能が花開き、現代美術や社会の一断面を鮮やかに切り取ってみせることでしょう。
  • 作家一覧:   浅見 貴子 阿部 啓明 阿部 幸子 伊勢 裕人 今澤 正 上田 風子 上間 彩花 薄井 隆夫 宇津木 倫子 大西 久 岡田 葉 雄川 愛 小野 環 岸本 吉弘 久保 理恵子 小林 俊介 小柳 裕 HEARTBEAT DRAWING,SASAKI 佐藤 万絵子 佐野 陽一 下川 信義 新盛 清一 玉本 奈々 俊尭 友枝 憲太郎 豊嶋 康子 中村 達志 中山 ダイスケ 西澤 千晴 野口 香子 長谷川 純 北城 貴子 前田 朋子 水上 央子 溝口 真一 好宮 佐知子
  • 選考委員:   高階 秀爾(大原美術館館長) 建畠 晢(多摩美術大学教授) 笠原 美智子(東京都現代美術館学芸員) 草薙 奈津子(美術評論家) 水沢 勉(神奈川県立近代美術館企画課長
  • VOCA賞
    前田 朋子「it overlooks」

  • VOCA奨励賞SASAKI(佐佐木 誠)「TOGETHER」「Heartbeat Drawing for 24Hours no.1 no.2 no.3 」

  • VOCA奨励賞
    小柳 裕「ETHER-House of a back alley」「ETHER-Distant lights」

  • 府中市美術館館長賞
    久保 理恵子「記憶のはじまり」

  • 佳作賞
    西澤 千春「ジオラマ(スクランブル)a」「 ジオラマ(スクランブル)b」

  • 佳作賞
    中山 大介「記念樹」「シャンデリア」

  • VOCA展2003 第10回 開催概要:   この1 0年間にのべ330作家の作品を、ここ上野の森美術館の展示室で皆さまにお見せすることができました。毎年大幅に入れ代わる推薦委員(日本全国のキユレータ一、ジャーナリスト、研究者など)から推薦された40歳以下の平面作家に対して、選別することなく全員に出品を依頼するというVOCA展独自の方式は、ここまでつねに意外性と多様性をもたらしてきました。多くの出品者がこの展覧会を重要なステップとして、才能を開花させていったことが、10年の回顧によって確認されます。毎回大多数の作家が初登場であり、しかも全体として高いレベルを保っているということは、難しい経済状況にありながらも絶えることのない、この国の豊かなエネルギーを感じさせます。今回のVOCA展には、32人の作家が出品しています。5人の選考委員によってその中からVOCA賞1 名、同奨励賞4名が選ばれました。21世紀の美術はどのように展開するのでしょうか。わくわくするような将来への展望を、この展覧会でつかんでいただければ幸いです。
  • 作家一覧:   秋山 さやか 安東 茂樹 井桁 雅臣 井崎 聖子 稲垣 真幸 今井 紀彰 岩城 直美 宇田 義久 大木 裕之 大谷 有花 奥井 ゆみ子 小野 博 加藤 さくよし 亀山 尚子 菊池 敬子 小林 浩 佐藤 勲 高橋 克之 龍井 晶子 田中 功起 津上 みゆき 仲里 安広 中ザワヒデキ 英 裕 福井 篤 福永 照久 松野 潤一 村林 基 もとはし 遥 森川 美紀 米田 昌功 寄神 くり
  • 選考委員:   高階 秀爾(大原美術館館長) 酒井 忠康(神奈川県立近代美術館館長) 建畠 晢(多摩美術大学教授) 本江 邦夫(多摩美術大学教授・府中市美術館館長) 笠原美智子(東京都現代美術館学芸員)
  • VOCA賞
    津上 みゆき「View,Sep-Nov,02」

  • VOCA奨励賞中ザワヒデキ「19235枚の硬貨から成る41193円(金額第二四番)」

  • VOCA奨励賞
    小野 博「Another Bus」

  • VOCA奨励賞
    大谷 有花「キミドリの部屋」

  • VOCA奨励賞
    岩城 直美「View-Barn-」「View-Red Roof」

  • VOCA展2002 第9回 開催概要:   毎年、創造性にあふれる質の高い作品を数多く紹介してきました。メセナ活動、あるいは新進作家の支援という趣旨に加えて、いま最もホットな若い作家たちによる生き生きとした美術の動向を伝える場としても定着してきたようです。今年のVOCA展には33名の作家が出品します。作家たちが絵画、写真などそれぞれの表現の原点に戻ることによって、問題意識を明確にした力強い作品が多く見られます。新世紀を迎えながら社会・経済情勢は混迷を深め、人々はたしかな指針とゆるやかな変革を求めているように思えます。こういう時代だからこそ、美術においても、あらゆる作品の基本である「描く」という行為、また、なにもないところから作品を生み出すというきわめて紫朴で前向きなエネルギーが見直されているのではないでしょうか。平面表現に立ち返り、その可能性を追求することによって開かれる新しい美術の展望──それが今回のVOCA展でも見出されることを願います。
  • 作家一覧:   石川 裕敏 石塚 ツナヒロ 岩熊 力也 小河 朋司 小山田 匡範 加藤 泉 金平 靖子 川田 祐子 喜多 順子 北浦 信一郎 久保 理恵子 後藤 智 齋木 克裕 齋藤 ちさと 佐藤 健吾エリオ 曽谷 朝絵 照屋 勇賢 中沢 研 中島 葉子 能島 浜江 福島 栄利子 古屋 利裕 法貴 信也 松江 泰治 松橋 孝 松林 誠 溝口 真一 盛本 学史 安喜 万佐子 や/だ(山田 大輔) 山田 泰 山本 晶 吉田 暁子
  • 選考委員:   高階 秀爾(選考委員長/東京大学名誉教授・前国立西洋美術館館長) 酒井 忠康(神奈川県立近代美術館館長) 建畠 晢(多摩美術大学教授) 本江 邦夫(多摩美術大学教授・府中市美術館館長) 長谷川 祐子(ゲスト選考委員/金沢21世紀美術館建設事務局学芸課長
  • VOCA賞
    曽谷 朝絵「Bathtub」

  • VOCA奨励賞
    照屋 勇賢「結い youi」

  • VOCA奨励賞
    溝口 真一「無題」

  • VOCA奨励賞
    石塚 ツナヒロ「大切なもののように」

  • VOCA奨励賞
    後藤 智「春,夏,秋」

  • VOCA展2001 第8回 開催概要:   いよいよ新世紀の幕が聞きました。絵画は、美術は、そして美術館や展覧会は、これからどのような展開を見せるのでしょうか。1994年にスタートしたVOCA展は、おかげさまでいまや、日本でもっとも活気のある現代美術展のひとつになりました。この展覧会は、国内各地域の美術館学芸員、ジャーナリストなど、から推薦された40歳以下の作家に出品を依頼するという独特のシステムを取っています。ここまでの成果は、ひとえにこれら推薦委員たちの敏感なアンテナと、その推薦に応えた若い作家たちの創造的意欲のおかげです。さて8回目を迎え33名の作家が出品する今回のVOCA展でもまた、ほとんど名の知られていない驚くべき新人が数多く登場してきました。そしてまた驚くべき多様性…。この展覧会ほど、平面の領域の可能性と拡がりを実感させてくれる場はほかにないでしょう。なお、VOCA展を第1回かう全面的に支えてきた第一生命保険相互会社が、この活動に対して2000年度のメセナ大賞を受賞しました。
  • 作家一覧:   青野 文昭 安彦 文平 石田 徹也 市川 美幸 伊藤 存 上田 奈保 内田 かんぬ 梅本 和之 大木 奈緒美 荻野 僚介 押江 千衣子 小原 健吾 風間 サチコ カワシマ トモエ 岸本 吉弘 倉科 勇三 鯉江 真紀子 今 義典 櫻井 美智子 鷹取 雅一 高橋 啓和 高浜 利也 寺島 ブラディオ 原田 章生 パルコ キノシタ 藤井 浩一朗 前川 和美 真喜志 奈美 松尾 暢 水上 央子 山田 佐保子 吉岡 俊直 和田 愛語
  • 選考委員:   高階 秀爾(東京大学名誉教授) 酒井 忠康(神奈川県立近代美術館館長) 建畠 晢(多摩美術大学教授) 本江 邦夫(多摩美術大学教授) 草薙奈津子(美術評論家)
  • VOCA賞
    押江 千衣子「ゆたか」

  • VOCA奨励賞
    高浜 利也「Bangkok Lotus Project-11〜22」「Lotus Pond/t」

  • VOCA奨励賞
    水上 央子「Sleeping off 00-No.5」「Sleeping off 00-No.9」

  • VOCA奨励賞
    石田 徹也「捜索」「前線」

  • VOCA奨励賞
    市川 美幸「Euro-scope be-1,be-3,be-5」

  • VOCA展2000 第7回 開催概要:   平面作品を対象としたこの展覧会は、若い世代のもっともヴィヴィッドな動向が紹介される場として、回を追うごとにますます注目されるようになってきました。新しい千年期の出発という記念すべき年に開催される今回もまた、31作家の意欲的な作品が,私たちの目を大いに楽しませてくれるに違いありません。VOCA展の短大の特色は、全国の美術館学芸員やジャーナリストを中心とした推薦委員による作家の推薦を無条件に受け入れて、出品を依頼するという独自の方法をとっていることです。現代美術の情報はともすれば大都市圏のみに片寄りがちでしたが、この展覧会の会場は、各地域の推薦者の目を通じて、これまで見過ごされていた思わぬ才能を発見する機会ともなりうるはすです。美術の明日を担う作家たちとの出会いの場──、それがVOCA展なのです。
  • 作家一覧:   荒井 経<br />岩尾 恵都子<br />岩男 和子<br />上田アキ<br />大村 雄一郎<br />小沢 剛<br />菊地 武彦<br />栗田 咲子<br />坂井 淑恵<br />清水 留理子<br />末藤 夕香<br />鈴木 涼子<br />鷹野 隆大<br />高橋 信行<br />高橋 亮<br />竹崎 和征<br />田中 美和<br />出口 大介<br />内藤 絹子<br />流 麻ニ果<br />馬場 健太郎<br />原井 輝明<br />平林 純<br />藤井 浩一朗<br />フジイ・フランソワ<br />眞島 竜男<br />みやじ けいこ<br />村上 隆<br />山本 豊子<br />与那覇 大智<br />渡辺 聡
  • 選考委員:   高階 秀爾(国立西洋美術館館長) 酒井 忠康(神奈川県立近代美術館館長) 建畠 晢(多摩美術大学教授) 本江 邦夫(多摩美術大学教授) 山脇 一夫(名古屋市美術館学芸課長)
  • VOCA賞
    岩尾 恵都子「Oslo」「Cuzco」

  • VOCA奨励賞
    坂井 淑恵「明るい所」

  • VOCA奨励賞
    内藤 絹子「祈りの言 1999.11 」

  • VOCA奨励賞
    みやじ けいこ「そのための、時間。」

  • VOCA奨励賞フジイフランソワ「景 海の向こうに何がある」

  • VOCA展1999 第6回 開催概要:   毎年、高水準で意外性にとんだ作品を数多く紹介してきました。これこそが、わが国における平面表現の一断面であるといっても過言ではありません。6回目となった今年のVOCA展には、33作家の作品が展示されます。見通しの悪い時代を反映してか、今まで以上に真摯で奥行きの深い作品が集められたように思われます。また絵画ばかりでなく、写真に依拠した創作がふえてきているのも今回のVOCA展の大きな特徴といえるでしょう。平面表現は、あらゆる美術作品の基本ともいうべきものです。21世紀を目前にして、今いちど「平面」の可能性をきわめることは,そのまま新たなる美術の展開につながるものと確信しております。
  • 作家一覧:   会田 誠 赤崎 みま 粟国 久直 朝岡 あかね 石川 順惠 伊藤 ひろ子 小谷 元彦 落合 多武 金田 勝一 桑野 よう子 是枝 開 佐々木 直美 佐藤 勲 島田 洋美 高崎 賀朗 髙柳 恵里 堂本 右美 浪越 篤彦 額田 宣彦 林 繭子 平町 公 福士 朋子 間島 秀徳 水本 剛廣 宮井 里夏 安喜 万佐子 やなぎ みわ 山田 昌宏 山本 麻友香 横尾 美美 米田 知子 和田 雄一 渡辺 紅月
  • 選考委員:   高階 秀爾(国立西洋美術館館長) 酒井 忠康(神奈川県立近代美術館館長) 建畠 晢(多摩美術大学教授) 本江 邦夫(東京国立近代美術館美術課長) 谷 新(宇都宮美術館館長)
  • VOCA賞
    やなぎ みわ「案内嬢の部屋 B4」

  • VOCA奨励賞
    高柳 恵里「ラプンツェル」「highland hike」

  • VOCA奨励賞
    石川 順恵「毛呂 1998(12月)」「糸車の歯」

  • VOCA奨励賞
    平町 公 「那智の滝図」

  • VOCA奨励賞
    堂本 右美「回想ー魁」

  • VOCA展1998 第5回 開催概要:   面美術を対象としたこの展覧会は、恒例となったシンポジウムなどとあいまって、いまや日本で、絵画あるいは平面を真正面から考え直す中心的な場となりつつあります。この展覧会のもう一つの大きな特徴は、国内各地の美術館学芸員やジャーナリストを主体とした推薦委員それぞれの推薦を、無条件に受け入れて作家たちに出品を呼びかけている点にあります。こうして毎回、ほとんど無名の優れた作家が数多く登場してきました。今回の推薦委員は33名、推薦された作家の重複は1 名もなく出品作家も33名です。21世紀前半に活躍する作家の多くが、この「VOCA展」を通過していくことでしょう。この展覧会がつねに未来を目指すものでありたいと願っています。
  • 作家一覧:   石塚 統浩 伊庭 靖子 枝光 由嘉里 越前谷 嘉高 岡田 修ニ 岡田 裕子 小作 志野 加藤 英人 北堅 吉彦 城戸 真亜子 藏本 秀彦 小石原 剛 小谷 泰子 児玉 靖枝 斎藤 公平 佐古 昭典 佐藤 梨香 末永 敏明 杉戸 洋 高井 知乗 高野 勝 太郎 千恵蔵 知花 均 袴田 京太朗 長谷川 繁 林田 直子 松尾 藤代 丸野 由希子 三井田 盛一郎 満江 英典 村井 恭子 湯川 雅紀 綿引 展子
  • 選考委員:   高階 秀爾(国立西洋美術館館長) 酒井 忠康(神奈川県立近代美術館館長) 建畠 晢(多摩美術大学教授) 本江 邦夫(東京国立近代美術館美術課長) 鍵岡 正謹(高知県立美術館館長)
  • VOCA賞
    湯川 雅紀「無題」

  • VOCA奨励賞
    太郎 千恵蔵「Desire of machine」「Between four eyes」

  • VOCA奨励賞
    伊庭 靖子「untitled,untitled」

  • VOCA奨励賞
    岡田 修二「Take ♯10」

  • VOCA奨励賞
    杉戸 洋「THE DINNER (WALL)」「THE DINNER (TABLE)」

  • VOCA展1997 第4回 開催概要:   4回目となった今年のVOCA展には、31作家の作品が展示されます。絵画の根底を見据えた真摯かつ柔軟な作品が、今まで以上に多く見受けられます。現代における平面美術の確かな歩みを実感する恰好の場と言えるでしょう。
  • 作家一覧:   井崎 聖子 石田 歩 上田 奈保 上村 亮太 岡村 桂三郎 草野 貴世 久米 亮子 小池 隆英 是枝 開 児玉 靖枝 小林 俊介 申 明銀 菅原 健彦 曽根 裕 竹内 啓 館 勝生 筒井 伸輔 東郷 靖彦 中根 秀夫 奈良 美智 野沢 二郎 日髙 理恵子 福田 美蘭 藤田 邦統 本田 健 宮森 敬子 松本 春崇 山崎 智司 善住 芳枝 渡辺 晃一 綿引 展子
  • 選考委員:   高階 秀爾(国立西洋美術館館長) 酒井 忠康(神奈川県立近代美術館館長) 建畠 晢(多摩美術大学教授) 本江 邦夫(東京国立近代美術館課長)
  • VOCA賞
    小池 隆英「undercurrent」

  • VOCA奨励賞
    東郷 靖彦 「SPRAWL」

  • VOCA奨励賞
    曽根 裕「Her 19th Foot —One day in Malmo—」

  • VOCA奨励賞
    善住 芳枝「Untitled 」

  • VOCA奨励賞
    上田 奈保「ピーコック」「病室」

  • 選考委員特別賞
    福田 美欄「大根おろし」「SHEAFFER」

  • VOCA展1996 第3回 開催概要:   コンピュータや映像などの新しい技術、パフォーマンスやインスタレーションなどの新しい領域が美術の世界に定着し、めざましい成果を上げるなかで、絵画あるいは平面は今後どうなっていくのでしょうか。第3回を迎えるVOCA(ヴォーカ)展は、今までに増して、これまで知られることのなかった若い作家の新しい試みを紹介することができたと主催者一同は自負しております。全国の美術館の学芸員、研究者、ジャーナリストなど計32名が推薦する40歳以下の平面作家31名による展示は、多機で可能性に富む現代日本美術の縮図となっているのではないでしようか。ここに受賞作品を含む全作品を展覧いたします。
  • 作家一覧:   井口 大介 井上 能巳 大浦 こころ 小笠原 尚子 岡田 修二 押江 千衣子 加藤 学 金村 仁 木津 文哉 栗本 夏樹 グレッグ・アンガス 児玉 靖枝 小林 孝亘 佐藤 篤 杉山 晶子 須藤 泰規 武田 州左 徳永 雅之 富岡 直子 富田 有紀子 牛 波 端 聡 東島 毅 マコト・フジムラ 増田 聡子 溝口 昭彦 横田 亜弓 吉川 民仁 吉本 作次 依藤 奈奈 渡辺 信明
  • 選考委員:   高階 秀爾(国立西洋美術館館長) 酒井 忠康(神奈川県立近代美術館館長) 建畠 晢(多摩美術大学教授) 本江 邦夫(東京国立近代美術館美術課長)
  • VOCA賞
    東島 毅「BB-007」「BB-008」

  • VOCA奨励賞
    小林 孝亘「Beehive」

  • VOCA奨励賞
    端 聡「黒い紙、私はドイツ人」「元軍人、私は芸術家」

  • VOCA奨励賞
    富岡 直子「95ー08」

  • VOCA奨励賞
    富田 有紀子「No.25」

  • VOCA展1995 第2回 開催概要:   VOCA(ヴォーカ)展は、平面美術の領域で、国際的にも通用するようなめざましい成果を上げつつある若い作家たちを支援するための展覧会です。VOCAは、The Vision of Contemporary Art (現代美術の展望)の略です。日頃から作家たちと、親身で公平な立場から接触している全国の美術館の学芸員、研究者、ジャーナリストに作家を推薦していただき、推薦された作家すべてに出品を呼びかけました。2回目の今年は、33名の推薦委員、30名の出品作家となりました。またその中で、VOCA賞l 名、VOCA奨励賞4名が、選考委員会で決定しました。ここに受賞作品を含む全出品作品を展覧します。
  • 作家一覧:   阿部 千花世 池辺 政人 石川 順惠 内山 睦 大岩 オスカール幸男 大渕 純 片山 雅史 清野 泰行 小林 正人 小林 良一 駒形 克哉 坂木 優子 山東 京伝ニ 杉本 みゆき SEIGO(西悟) 竹内 義郎 田中 信行 堂本 右美 長橋 秀樹 二階堂 真 ビセンス・ビアプラナ 福田 美蘭 藤澤 江里子 松尾 直樹 丸田 恭子 三輪 美津子 山部 泰司 湯浅 龍平 和田 千秋 渡辺 えつこ
  • 選考委員:   高階 秀爾(国立西洋美術館館長) 酒井 忠康(神奈川県立近代美術館館長) 建畠 晢(多摩美術大学助教授) 本江 邦夫(東京国立近代美術館 企画・資料課長)
  • VOCA賞
    三輪 美津子「道」「emotional rescue」「風景としての風景画」

  • VOCA奨励賞
    堂本 右美「世界人」

  • VOCA奨励賞
    駒形 克哉「楽園の面影」

  • VOCA奨励賞
    大岩 オスカール 幸男「エイズかんじゃ」「ゼロセン・パイロット」

  • VOCA奨励賞
    石川 順恵「レース編み5」

  • VOCA展1994 第1回 開催概要:   VOCA (ヴォーカ)展は,日本の現代美術を世界に向けて発信すべく、VOCA賞、VOCA 奨励賞を制定し、将来性のある若い作家を発掘,顕彰助成する新しい試みです。VOCAは「The Vision of Contemporary Art」の略です。本展では,現代美術の動向を知るうえで、あえて作品を平面に限定しました。そして、全国の美術館の若い学芸員、研究者、ジャーナリストに「ユニークであり、作品に必然性のある、国際的に通用する力強い表現力を持った」作家の推薦を依頼いたしました。第1回展となる今回は、27名の推薦委員により42作家が推薦を受け、別記の選考委員によりVOCA賞、 VOCA奨励賞が決定いたしました。ここに受賞作品を含む全出品作品を展覧いたします。
  • 作家一覧:   赤塚 祐ニ 荒瀬 景敏 崔 恩恵 越前谷 嘉高 マコト・フジムラ 藤田 邦統 福田 美蘭 平体 文枝 磯部 綿司 片山 雅史 菊地 武彦 小林 正人 児玉 靖枝 小池 隆英 小山 利枝子 桑野 よう子 丸山 直文 森 弘志 村井 俊ニ 村上 隆 小田 英之 小田中 康浩 小川 佳夫 岡崎 乾二郎 尾長 良範 大竹 伸朗 大友 洋司 佐川 晃司 櫻井 美智子 佐々木 薫 世良 京子 設楽 知昭 末永 敏明 菅原 清美 菅原 健彦 杉山 和子 鈴木 修一郎 館 勝生 高橋 克之 山口 啓介 吉川 民仁 吉澤 美香
  • 選考委員:   高階 秀爾(国立西洋美術館館長) 酒井 忠康(神奈川県立近代美術館館長) 建畠 晢(多摩美術大学助教授) 本江 邦夫(東京国立近代美術館 企画・資料課長)
  • VOCA賞
    福田 美蘭「STAINED GLASS」

  • VOCA賞
    世良 京子「BACK OF BLACK No.19,No.20」

  • VOCA奨励賞
    森 弘志 「少年深夜劇」

  • VOCA奨励賞館 勝生「I have become a fool.You forced me to it,for I ought to be recognized by you.For you,being so wise,will gladly tolerate fools.」

  • VOCA奨励賞
    小林 正人「絵画の子」