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【講座の様子】8/12〜13開催「画面のしたあるもの…かさねるプロセスが絵を作る」(藤田邦統先生)

9月14日

8/12〜13(水〜木)藤田邦統先生による、「画面のしたあるもの…かさねるプロセスが絵を作る」 講座を開講いたしました。

コラージュの技法を応用して、色面とかたちと空間を同時につくり出す試みの講座です。

藤田先生
「画面をうまく動かすことが可能になれば、画面はいきいきとした空間をつくり出します。
作業のプロセスも重要な要素。
それをコラージュという手法で学ぶことができる講座。」


講評を行う藤田先生

初日はモデルさんが入りました。

はじめに行ったのは、モデルさんを見ながら手持ちの画用紙を切ってかたちを表すということ(!)

普段なら「モデルさんを観察し、その形を紙に正確に描き写す」という行程が多いかと思いますが、

今回は画面を動かし、色面とかたちと空間を同時に作り出すことが目標

モデルさんを正確に描こうとすることに注意がいきがちになると、
画面を動かすという柔軟な発想を阻害してしまうため、

ダイレクトに画用紙を切っていく試みを行いました。

とても難しい試みのようでしたが、「人体をつなげようとして切らなくて良い。足だけ、手だけ、でもOK。美しい線、フォルムを発見したらそれを切り出しても良い」わけです。


説明を行う藤田先生

さて、みなさん素晴らしい作品に出来上がりましたのでご紹介いたします。
作品へのコメントは藤田先生によるものです。

Mさんの作品:人体のフォルムが自由に発想されていてGOOD!

Mさんの作品

Tさんの作品:グレーの階調が美しい!

Tさんの作品

Yさんの作品:自由で複雑なフォルムが興味深い!

Yさんの作品

Kさんの作品:しっかりした画面構成で安定感あり!

Kさんの作品

Kさんの作品:良好!スペースの色面に工夫あり!

Kさんの作品

Mさんの作品:青と赤の関係に強い意思を感じてGOOD!

Mさんの作品

Wさんの作品:フォービックな形の捉え方が良い!

Wさんの作品

Fさんの作品:両サイドに挟まれた人体のフォルムが効果的!

Fさんの作品

Hさんの作品:黒の面の作り方に見るべきところがある!

Hさんの作品

Tさんの作品:透明、不透明の組み立てが美しい!

Tさんの作品