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【講座の様子】10/4開催『水彩メディウムと下地材を使いこなす』クサカベワークショップ

2020年12月9日

株式会社クサカベの小川美菜子さんによる、新素材を含めた透明水彩用のメディウムと下地材のワークショップが開かれました。実際にクサカベのメディウム・下地材を体験できる講座です。

まず初めに、小川さんによるそれぞれのメディウムの概要が説明されました。


席についたまま手元が確認できるように大型ディスプレイを使用。

先生のデモンストレーションを確認してから、実際に筆をとって試し描きをします。今回用意していただいた10種類のメディウムと下地材について、ひとつひとつ各個に効果を試していきました。

こちらは、紙以外のものに塗ることで紙と同様の効果が得られるパルプベース。きめの細かさも3段階あり、それぞれに描き味と表情が異なります。

こちらはメディウム試作用紙。強制的にグラニュレーション(粒状化)を発生させるものや、透明盛り上げ材、絵の具の透明度を上げるアラビアゴム、ぼかしをスムーズにさせるオックスゴール、出口の細い容器を採用したマスキングインクをそれぞれ体験・試作しました。

作業に余念のない受講生の皆さん


これは「パルプベース・細目」をベニヤパネルに塗り、透明水彩で描画したもの。

受講生の方による「栗」の作品。こちらもパルプベースの細目に描いています。


3時間という長めのワークショップでしたが、あっという間に感じるほど盛りだくさんな内容でした!メーカーの専門の方に実際に解説していただきながら試作ができる滅多にない貴重な体験だったと思います。「今後の制作に生かせるかも」と思わせてくれる可能性いっぱいのワークショップでした!

このようなメーカーさんとのコラボ講座は今後も予定しています。
どうぞお楽しみに!