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第1章「日常のなかに」〜おだやかな時間〜

千葉 美香
「神秘」

油彩 F100 2017年

沖縄の伊計ビーチを訪れた作家は、そこで太陽の光や暖かな風、水などがもたらす心地良さから、この作品で「生きる喜び」を表現しています。
複雑にたゆたう水面と平面的な上部との対比により千変万化する水の性質を視覚化しています。さらにその狭間にいる人物の輪郭がぼやけて、自然と同調している作家の気持ちが反映されているようです。