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【講座の様子】〜鉛筆デッサン・基本的な鉛筆の使い方〜面とハッチングを考える〜

2016年3月19日

3月19日の単発講座は
3月講座D「鉛筆デッサン・基本的な鉛筆の使い方〜面とハッチングを考える〜」でした。

講師は近藤大志先生でした。
配布されたテキストを参考に、鉛筆の使い方から、面とは?ハッチングとは?などの説明が始めにありました。

直方体、円柱、球体を想像で描くことで、ハッチングを習得しました。
ハッチングとは一定の面を平行な線で埋める技法です。同じ方向に向けて線を引くだけで面の存在感が出ます。方向を変えてハッチングを重ねる事で、幾何形体に厚みが出たりします。
幾何形体にあたる、光の方向も重要です。一方向からの光のみで描きます。
想像で描くことは、様々な方向からの光による複雑な変化や、幾何形体の微妙な色味や汚れなどの余計な要素に惑わされずにすむので、想像で描くというのはお勧めの練習方法ではないかと思います。


受講生のみなさん10:30から16:00まで、みっちり集中しました。

※近藤先生は2016年前期WE単発講座にて黄金分割の授業や、通常講座では水曜1クラスを受け持っております。ぜひチェックしてみてください。