上野の森美術館

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【講座の様子】空間を考える“場”に対する絵画表現

2015年11月16日

「ある日の授業風景」

10月28日(水)、11月11日(水)開講の単発講座は、
伊東茂広先生による「空間を考える“場”に対する絵画表現」でした。

1日目は、ケント紙を使用し、立体造形を作りました。
この立体物は自由に作って頂きました。絵画(平面)を描いていらっしゃるみなさんが立体造形を作られるのは、新鮮な試みだったのではないでしょうか。ケント紙の性質を上手く利用した躍動感のある立体造形となっています。

2日目は、それをモチーフとして平面に作画しました。キャンバスや水彩紙など各自好きな画材で描きました。

「現実の空間から、絵画空間へ移行した時の「場(空間感)」の表現方法」を捉える授業でしたが、みなさん普段とはひと味違った絵肌や色味、空間感が表現されており、完成度の高い作品となっていました。